| ゲーム機 | PCエンジン |
|---|---|
| 発売日 | 1995年9月22日 |
| メーカー | フジコム |
| ジャンル | アドベンチャー |
『真怨霊戦記』は、プレイヤーが主人公の北原となり、怨霊に取り付かれた街を30日以内に救うアドベンチャーゲームです。プレイヤーは、様々な選択肢や謎解きを通じてストーリーを進め、悪霊との戦いや人々の救出に挑みます。ゲームの移植に際して、「スーパーCD-ROM2」ならではのモーフィング処理が施され、怨霊たちの出現シーンが滑らかになりました。また、サンプリングによる効果音が臨場感を高め、プレイヤーを緊迫した世界に引き込みます。多彩なキャラクターとの対話や、緻密に作り込まれたシナリオが魅力であり、探索と推理が絶妙に絡み合うゲーム体験が楽しめます。没入感あふれるストーリー展開と、プレイヤー自身の選択が結果に直結するため、リプレイ性も非常に高いのが特徴です。このゲームで、怨霊との壮絶な戦いと人間ドラマを体験しましょう。
ナレーションからホントに怖いです
このゲームをするなら呪われるのを覚悟のうえでやってください あな恐ろしや
また、やりたくなって値段を観て観ると…ゲッ!当時の価格、更に1年ぐらい前の値段から更に高くなって居る!このゲーム開始の頃は主人公には大した霊能力は無く、微かに何か?観えたと言う感じですが、ゲーム後半になると完全に怨霊が観えるようになります。怨霊は戦わず放置して逃げる事も出来ますが、放置してると偉いことになり最後は自宅が怨霊に囲まれてしまうと言う大変なことになります。って、ネタバレ!ですが、興味の有る人は是非!遊んで観て欲しい!ソフトですね。
このゲームはPCE末期に発売されたこともあり盛り上がらず、評価も振るわなかったと思います。
今でもPCEで出たADVの名作としてこの作品が上がることはあまりないんじゃないでしょうか。
そうなった悪い点に、まず誤字脱字が多く、音声の合間合間にBGMが割り込むのが鬱陶しいです。
そして何より画面に表示されるセリフと音声が微妙に、時にはかなり違うんです。
文章で表記されてないことを、音声のほうでは喋りだすこともありギョッとしたシーンもあります。
これらは狙ってやってるわけではないと思います。台本が違うとしか思えません。
流石に説明書に一部違うところが〜とかいてあるのですが…いや全然一部じゃないです。
更に移動シーンは目的地まで途中の町などもちゃんと経由していかなくてはいけなくてルートも少し複雑です。
どの町に誰がいるかも把握が必要ですし、こういう点が最初の30分くらいやるとすぐにわかると思います。
話が盛り上がる前に、ちょっと面倒で駄目なゲームかな…と普通は投げても不思議はありません。
まあ第一印象が悪いというべきかもしれませんね。
しかし、そこを乗り越えると、このゲームは化け始めます。
町の移動を悪いように書きましたが、没入感を増させるための必要な仕掛けの一つであり、ネタバレはできませんが、実はADVゲームとしては決して何一つ手を抜いてないのがわかってきます。
いや、相当レベル高いほうだといっていいんじゃないでしょうか。
もっと具体的に褒めたいんですけど、ネタ的にいいところはちょっと言いづらいのが残念です。
怖いホラーというより真女神転生的なオカルトファンタジーが好きな人にはたまらないと思います。
そういうのを求めてる人にはオススメです。
SOFT-STUDIO WINGがPC-98時代に出した「怨霊戦記」というアドベンチャーゲームを、大幅にリニューアル(というより強化リメイク)。
「真・怨霊戦記」の出来は、現在まで出ている様々出ているホラーアドベンチャーゲームの中でも、最高の傑作です。
私はこの作品があまりに素晴らしかったので、プレイステーション2、PC(WindowsXP)が主流の現在まで、日本、海外のかなりの量のホラー・アドベンチャーをプレイしていますが、やはり、「真・怨霊戦記」に匹敵できる作品に出会うことは極めて稀です。
ちなみに、SOFT-STUDIO WINGは、MSX時代からPC-98全盛時代まではカリスマ的な人気を誇ったゲーム会社でしたが、とても小さな会社でもあり、それゆえこの会社の社長やスタッフの職人芸的技術が反映されています。
技術的には古いし、制作費の関係で大手ゲームメーカーのような綺麗なアテレコやアニメーションはないですが、ゲームを盛り上げる独特の画、意外性のあるストーリーの面白さは最高です。
大手ゲーム会社がお金をいくらかけても生み出すことが出来ない、小説家、漫画家的な、個人の才能がゲームの面白さにうまく反映された良作です。
内容は、映画のようなビジュアルと声優による演技、選択肢によってストーリーが分岐していく古来からあるADVです。
主人公は北原弘行というコンピュータープログラマーで、ここ数年で人口も増えてきた地方都市、宮寺市(もちろん架空の町)に住んでいます。
彼はオープニングで、いきなり餓鬼としか思えない怪物を連れた謎の人物のシルエットに出くわし、知り合いの心理学者に相談するところから話が始まります。
やがて宮寺市で怨霊の仕業としか思えない凄惨な事件が続発。
否応なしに巻き込まれ、探索するうちに、普段見知っていたはずのこの町のおぞましい過去を知っていきます。
ストーリーはこれ以上話すとこれからプレイしようという方に対しフェアではないので触れませんが、当初のミステリアスなオカルト探索ものからは思いもかけないほどストーリが広がってゆき、次のストーリー展開が楽しみになる作品です。
ビジュアル面では、当時珍しかったモーフィングも効果的に使用されています。
ほとんど完璧な作品ですが多少の弱点もあります。
少しバグもあり、後半に行くべき道筋を無視して戻ると、止まってしまう所が一ヶ所ある(通常は大丈夫)、また、ラストの台詞の表示が非常に短くエンディングムービーに移ってしまう点ですが、それほどのものではないので、プレイに支障はありません。
なお、この作品はその後、Windows3.1/95時代に同じ作品がさらにPC版「真怨霊戦記」として出ましたが、PC版はADVではなくサウンドノベルへと変わっており、全く別の作品になっています。
PC-Engine版が一番のお勧めです。
なお、SOFT-STUDIO WINGはすでに消滅してしまっており、とても小さな会社でしたので、もはやこの作品のリメイクや他機種への移植はないかと思います。
本当に素晴らしい作品なので残念ですが、もしPCエンジンスーパーCD-ROM2をお持ちで、ホラー小説やホラー漫画などがお好きでしたら、ぜひプレーしてみてください。
ちなみに、この真・怨霊戦記の続編がなんとベクターでパソコンゲーム用に無料で出されています。
しかし、第一部を出したところでこの会社が消滅してしまったため、未完で終わっています。
この会社、あまりお金を取らずに良いゲームを出そうとしていたところがあるようで、本当に作家的な情熱を持ってやっていたんだなあと思います。
ぜひ続編をプレーしたい方は未完ながらもそちらもどうぞ。