ビューポイント

ゲーム機ネオジオ
発売日1992年12月11日
メーカーサミー
ジャンルシューティング

『ビューポイント』は、シューティングゲームの新たな地平を切り開く作品です。プレイヤーは、自機を自ら操りながら、独自の戦略で敵を撃破していきます。特筆すべきは、タメ撃ち可能なショットと広範囲攻撃が可能なボムという2種類の武器を駆使できる点で、状況に応じた多彩な戦い方が求められます。立体的なステージ構成は本作の大きな魅力で、視覚的に楽しませるだけでなく、緻密なゲームプレイを提供します。敵キャラクターはすべてポリゴンで描かれており、細かい動きやリアルな挙動が、プレイヤーに緊張感を与えます。独特のグラフィカルな表現と戦略性を兼ね備えた『ビューポイント』は、シューティングファンにとって見逃せないタイトルです。次々と迫る敵に立ち向かい、スリリングなバトルを楽しみましょう。

Amazonでの評判

レビュアー0

まだポリゴンが擬似3Dなどと呼ばれていた頃、STGとしてはメガCD版『シルフィード』と同時期に登場した元祖ポリゴン活用STG(実はドット絵に描き直して動かしているらしい)。
右上方斜め後ろ視点という珍しい特徴を持つ。ゲーム画面はセガの『ザクソン』に似た印象だが、自機の移動範囲が高度の上下と横方向で前後進は出来ない同作とはプレイ感覚が全く異なるものとなっている。ザクソンが後方視点の奥スクロールSTGを別カメラで視ながらプレイしているようなものと例えるなら、本作は見えているマップ上を地面スレスレのまま前後左右に動き回る上視点STGといえる。ただし真っ直ぐ前進する際は見た目の通りにレバーを右斜め上に入力する必要があるため、こちらも自機の操作には独特の慣れが必要となる。

NEOGEO-CDやFMタウンズにも移植されているが、各々移植度は高いものの流石に完全移植には至っていない。現代のリアルタイムフルポリゴンとは違って背景は美麗なドット絵を組み合わせており、わざわざポリゴン風テイストを再現しつつドット絵化したキャラクターグラフィックと相まって独特のファンタジック感に溢れる。
機体デザイン、溜め射ち攻撃や無敵の支援ユニット等『R-TYPE』の影響は明らかだが、敵キャラデザインや世界観は物凄く個性的だ。特にトリッキーなステージのトラップ、敵の出現パターン等はSTGファンなら一度は体験すべき!。更に、個性極まりないBGM(笑)。ボスの曲はバブル期を象徴する代物といえる(ジュリアナ東京っぽい)。
一方で難易度は中々に高くやり込み度はカナリ高い。特に4面のコンテナすり抜けが熱すぎ、続くボス戦もSTG史に残る戦略的難易度だ。古典的な戻り復活式なのでじっくりと腰を据えて攻略していきたい。普通の人は途中で挫折しそうではあるが、コアなSTGマニアは知らないと損するゲームですよ!。

さて、このように素晴らしい作品である事は間違いないのだが、2020年現在においてこの作品を遊ぶのはかなり難しい。移植自体は幾つかのプラットフォームにされてはいるものの、それは海外版での話である。ググると色々と情報が出てくるが、GENESIS、北米版のPS等(日本版PSでは不動)で移植発売されている模様。この中では北米版メガドライブであるGENESIS版が比較的遊びやすいかもしれない。

僕はROM版の他にFMタウンズ版を所有しているが、敵弾の減少などで難易度が若干下がっていたり背景のアニメーションが削除されているといったわずかな点を除けば移植度はかなり高く、こちらで構築した攻略パターンはほとんどNEOGEO版でも通用する。その上にBGMがCDDA形式で収録されているのでサントラとしても楽しめる。ところがこの移植版すらもかなりの希少品らしく(定価は10Kでした)、日本市場においてはX68000版も存在するものの、NEOGEO-CD版を狙うのが現状では無難か。
当時の販売元はサミーだが、現在はセガサミーホールディングスという会社になっている関係で版権が複雑化している可能性があり(むしろスタート時の「1,2,3,4,HEY!」が引っかかっている?)、開発元であるエイコム発の『パルスター』や『ブレイジングスター』といった後継作品が現行ゲームハードやPCで手軽に遊べるようになったのに対して、本作のプレイ環境は先細りになっていく一方なのが悲しい。

貴重な文化遺産がしっかり継承されるべく、現行機に移植される事を切に願う。復刻移植が盛り上がっている今こそ絶好のチャンスだと思うのだが…。

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