| ゲーム機 | セガサターン |
|---|---|
| 発売日 | 1997年11月27日 |
| メーカー | エニックス |
| ジャンル | アドベンチャー |
絵本のような美しいグラフィックと幻想的な音楽に彩られたこのアドベンチャーRPGでは、プレイヤーは主人公「竜人」となり、神秘的な「七ツ風の島」を探索します。舞台は魅力あふれる多様なエリアで構成され、各所には個性的なキャラクターたちが待ち受けています。プレイヤーは「黒い風」と呼ばれる謎の存在がもたらす危機に立ち向かい、その正体を解明する旅に出ることに。雨宮慶太によるデザインが光るキャラクターやストーリー展開は、プレイヤーを引き込む力に満ちています。また、ゲーム内で繰り広げられる独自の物語は、感情を揺さぶるドラマが展開され、プレイヤーの選択によってその行く先が変わる要素も魅力の一つです。心温まる体験と共に、未知の冒険が待つこの作品は、プレイヤーに新たな発見と感動を提供します。
(ネタバレ少ししてます)
キャラデザのセンス、個性素晴らしく。
濃く、描き込まれており、媚びは少ないが、愛嬌がある。
キャラによっては少し不気味だが、それ以上に愛おしい。
例えば巨大な岩の赤ちゃん。
泣き声やかましく巨大な体躯は恐ろしい反面、そういう容姿でありながら甘え性質だからこそ、ある種究極的なギャップ的魅力さえ醸し出す。(あくまで一例)
世界感も濃ゆい。
描き込まれ、文字通り絵本の中に迷いこんだら、そこがもうアドベンチャーともいうべき。
ゲームにおける芸術、一つの到達点。
しかし、唯一不親切極まる点。
「次どこへいけばいい?」
ヒントらしいヒント皆無。
(奇しくも我心酔せり同ハードのADV、月華夢幻譚と同じ短所)
長所語りに戻るが、脚本も真摯。原罪。贖罪。
ただ、筆者の読解力不足か、ラスボスが救済されたか否か、約二十年、不明瞭だった。
(悪い意味で倒したようにもみえ、いい意味で救ったようにもみえ)
ゲー道さんというところの感想を見て、
ようやくアップルキャンディ(仮称)さんが救われたと知る。
最近までどっちか判然とせなんだ。
しかし救われたなら感謝しかない。
本作への不満はたったひとつ、前述したように、「次、どこいけばいいの?」しかない(たしか真夏にしらみつぶしでやけくそで頑張った)。
ゲーム界最高峰の絵本アドベンチャー。
実機リアルタイムでかの世界を旅行できた幸福に感謝しつつ、星四つで(当時ほぼ自力でクリアできました、そんな思い入れこみで)。
追伸。
聖剣伝説レジェンドオブマナ好きな方々は、これ多分好きでありますように。
私が小学生の頃、父がこのゲームをプレゼントしてくれました。
失ってしまった大切な何かを探す物語。
幼稚園児の妹と、怖々、頭をひねりつつプレイしたのがいい思い出です。
最終的には姉妹二人しておお泣きしてしまいました。
成人した今でもたまに妹とプレイしてしまいます。
のんびりプレイしたい方はぜひ。
これは私が今まで遊んだゲームの中で、だんとつのトップゲーム。
ただし、タイトルどおり、これをゲームだと考えてはいけません。これは絵本なんです。セガサターンでしか読むことが出来ない絵本。それも大人のためのね。そう思って、ゆうるりとプレイしていただければ、この上もない癒し系ゲームかと。
私的にはこれは究極のバーチャルリアリティだなあと感じますです。
そして何やら懐かしい匂いとせつなさに胸キュン間違いなし。
たぶん超マイナーゲームだろうと思うけど、プレステ2に移植して欲しい!
だってセガサターン壊れちゃったんだもーん(涙)
知らず知らずのうちに誰かを傷つけている...取り返しのつかない事に対する悔悟と償いへの思いと癒し。決して派手なゲームではありませんし、ヒットしたゲームでもありませんが、多分、プレイした人の多くが涙したのでは無いでしょうか。
当時メジャーだった某ネットフォーラム(懐)で、”普段、泣かない小学生の息子さんが、ゲームをしながらお父さんの膝の上で「おんおん」と号泣した」という書き込みがあったのを今でも覚えています。多分、その子はすごく大事な事をこのゲームから学んだのだと思います。
世界観やストーリーの完成度が高く、大人はもちろんですが、今、子供達に体験して欲しいゲームです。全体評価を星4つにしたのは、ゲームとしては操作性があまりにも悪かったため。現在の新しいゲーム機でリメイクしてくれれば操作性も良くなるでしょうし、絶対売れると思うのですけど...。
雨宮慶太先生の美しく、穏やかな世界に隠された、悲しく残酷な真実と救いの物語。
クリア後涙が止まらず朝まで泣き続け、数日間思い出しては泣き、思い出しては泣き。。
忘れることのできない宝物のような一本です。
風の匂い、土の匂い、木の幹の匂い、草の匂い、潮の香りを本当に感じられるような本当に丁寧に描かれた世界。
音楽も最高です。
これだけの名作でありながら、サターン末期でもあったからか販売本数は伸び悩み埋もれてしまいました。
現実世界で、人生を歩む上で、心に負ったさまざまな傷にそっと絆創膏を貼ってくれるような、心に刺さってチクチクと痛い、とれない小さなとげをそっと抜いてくれるような、そんな作品です。
操作性でマイナスという方もおられると思いますが、日常で常に走っている方はいませんよね。
世界に入り込んで、実際に歩いているような気持ちでプレイしてみてください。
今でもサターンは七ツ風専用機になっています。
この物語に出てくるハサミネズミのキスケが主人公の『ガナパの手』という工作絵本も出ています。
また、その他のキャラクターも雨宮慶太先生の画集『牙』などでチラホラ登場しています。