| ゲーム機 | ニンテンドースイッチ |
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| 発売日 | 2021年3月25日 |
| メーカー | DRAMATICCREATE |
| ジャンル | その他 |
『時計仕掛けのレイライン - 陽炎に彷徨う魔女 -』は、学園を舞台に繰り広げられる昼と夜の魔術的な問題を解決していくアドベンチャーゲームです。プレイヤーは、さまざまな「遺品(ミスト)」に翻弄されながら、学園内で発生する様々な事件に立ち向かいます。PC向けに発売された元の3部作を、1パッケージにまとめ、フルHDの高画質で楽しめるよう新たにリリースされました。新規要素として追加された「陽炎に彷徨う魔女」では、特に注目すべき新キャラクター「シグマ」が登場。彼女は自らを魔女と名乗りながらも、その魔女としての能力が未熟なため、主人公にしか姿を見せません。この独自の設定が、物語に新たな深みを与え、プレイヤーを魅了します。多彩なキャラクターたちとの交流を通じて、魅力溢れるストーリーをぜひ体験してみてください。
このゲームは、一見するとギャルゲーのようなキャラクターデザインが施されていますが、実際には非常に本格的なミステリーアドベンチャーです。キャラクターたちの魅力はあるとしても、その背後に広がる緻密なストーリーが一番のポイントだと思います。特に、伏線が巧妙に張り巡らされ、後半にそれが一気に回収される様子は、見事なスッキリ感をもたらしてくれました。物語の展開を広げるのは簡単でも、整然と畳むことの難しさを理解している制作陣に感謝をしたいです。
また、キャラクターの数も絶妙で、少なすぎず多すぎず、それぞれがストーリーの中でしっかりとした役割を持っています。バランスの取れた配置が、物語全体に深みを与え、個々のキャラに嫌悪感を抱くこともなく、むしろ好意を持ちやすいのが嬉しいです。ミステリー小説をよく読む私ですが、このゲームの内容には驚かされました。期待していた以上の完成度で、久しぶりに心から楽しめるミステリーに出会えた気がします。興味がある方には、ぜひプレイをおすすめしたいです。