| ゲーム機 | プレイステーション ヴィータ(PS Vita) |
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| 発売日 | 2014年12月11日 |
| メーカー | プロトタイプ |
| ジャンル | アドベンチャー |
美浜学園を舞台にした「グリザイア」のストーリーは、国家規模の陰謀に隠された主人公・風見雄二の運命を追います。行方不明となった雄二を救出すべく、5人の少女たちが立ち上がる感動的な物語が展開されます。本作では、シリーズの完結編として「ブランエールの種」などが収録され、魅力的なキャラクターたちが描く深い人間ドラマや彼女たちの過去に迫る内容が特徴です。
PS Vita版には、人気イラストレーターによる描き下ろしビジュアルの追加や、独自の色合い調整機能が搭載され、美しいグラフィックを堪能できます。また、タッチ操作に対応し、直感的なプレイを実現。PS Vita TVにも完全対応し、大画面でのプレイも楽しめます。特に、壮大なストーリーとキャラクターの背負う運命が交錯する中で、感動的な結末への道筋を歩む体験は、プレイヤーにとって忘れられないものになるでしょう。
少々長めだったとは感じましたが、無事にエンディングを迎えられてほっとしました。続編を無理に引き延ばすような作品が多い中で、ここまできちんと完結させる姿勢には好感が持てますね。同じようなシリーズものでも、あれこれと延長戦を続けられると、果たしてどこまで楽しめるのか疑問になりますから。これくらいの潔さは、初心者の私にとっても嬉しいサプライズでした。少々きつい性格の私ですが、そんな私でも満足できる作品で本当に良かったです。
私がこのゲームをプレイして感じたことは、やはりその展開についての疑問と不満です。特に、ストーリーの中で起こるはずの緊迫感あるシーンがまるで描かれていない点には、非常にがっかりしました。テロの場面や爆破に関する描写がまったくと言っていいほどなく、事後の報告だけで済まされてしまうのは、いくらなんでも物足りなさを感じます。ストーリーの進行にあたって、キャラクターたちが困難を乗り越え、お互いに助け合う様子を描いてくれることで、より感情移入ができると思っていたのですが、その期待が裏切られたのは残念です。特定のキャラに対する感情の変化が全く描かれないため、物語に深みを持たせるチャンスを逃してしまったように思います。全体として、製作側の意図とは裏腹に、内容に対する信頼感が薄れてしまったことは非常に残念です。私にとって、この結果はとても許しがたいものとなっています。
プレイステーション ヴィータの「グリザイアの楽園 -LE EDEN DE LA GRISAIA-」を15〜20時間ほど楽しんでプラチナトロフィーも取得しましたが、個人的には少し残念な気持ちが残りました。全体的には悪くない作品だと思いますが、シリーズとして見ると少し物足りなさを感じます。グリザイアシリーズ特有の魅力が薄れてしまい、平凡なアドベンチャーゲームとしての印象が強いんですよね。特に風見雄二に愛着を持っていた方にとっては、期待が裏切られるような部分が多いかもしれません。
そのため、あまり強くお勧めすることはできませんが、やはりこれまでの物語の伏線を回収し、シリーズを完結させるためにはプレイする価値があると思います。この作品は一筋縄ではいかない評価を得ているタイトルだと感じましたので、シリーズファンはぜひ自分の目で確かめてみてほしいです。