月影の鎖 -錯乱パラノイア-

ゲーム機プレイステーション・ポータブル(PSP)
発売日2013年4月18日
メーカー拓洋興業
ジャンルアドベンチャー

『月影の鎖 -錯乱パラノイア-』は、独自の世界観と緻密なストーリーが魅力のアドベンチャーゲームです。プレイヤーは多様なキャラクターとの出会いや選択を通じて、謎めいた事件に巻き込まれていきます。深い心理描写と緊迫感あふれる展開により、物語に引き込まれること間違いなしです。

本作は、重厚なビジュアルと美麗なグラフィックが相まって、臨場感あふれるゲーム体験を提供。登場するキャラクター達には各々の背景が用意されており、プレイヤーは彼らとの関係を構築しながら物語を進めることになります。また、複数のエンディングが用意されており、選択の自由度が高いため、リプレイ性も抜群です。

さらに、サウンドも素晴らしく、ゲームの雰囲気を一層引き立てています。緊張感のあるシーンから心温まる瞬間まで、音楽がプレイヤーの感情を刺激。巧妙に組み込まれた仕掛けやサプライズもあり、常に新しい発見が待っています。心に残る物語を体験したい方にぴったりの一本です。

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感想/コメント

レビュアー0

このゲーム、月影の鎖 -錯乱パラノイア-をプレイしてみて、やっぱり私の予想以上に辛い内容でした。主人公の過去や昭和初期の時代背景、閉ざされた島という設定からして明るい雰囲気は期待できないとは思ったけれど、それでもここまで重くなるとは驚きました。キャラクターたちは現代的な考えを持っているのに、周囲の人々からは「異端」として扱われ、ひどい罪に問われる姿に心が痛みました。特に差別に関するシナリオでは、外国人というだけで罵られる様子が本当に胸が苦しくなりました。悲しさと憤りの感情が交錯して、プレイし続けるのがつらかったのが正直なところです。

もちろん、キャラクターとの甘い交流やコミカルな場面もあったけれど、それすらも島の停滞感と理不尽さにかき消されてしまい、楽しむ余裕がなかった。満足感を得るどころか、いつまたあの辛い状況に直面するのかという逡巡が心から離れず、頭の中はどんよりとしたままでした。TAKUYOのゲームは好きなメーカーで、こちらも迷わず予約購入したのですが、発売から半年経っても完クリできていないのが現実です。年末にファンディスクが出るけれど、今のところ気持ちが変わることはなさそう。

これからプレイを考えている方には、他のレビューをしっかり読んでから判断してほしいです。私には合わなかったけれど、ゲーム自体は本当に良くできている部分もあり、プレイヤーに強い感情を残す作品であることは確かです。ただ、このゲームが乙女ゲームでありながら、恋愛要素よりも重苦しい感情が前面に出てしまったのが、少し残念だと感じました。

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