| ゲーム機 | プレイステーション・ポータブル(PSP) |
|---|---|
| 発売日 | 2010年8月26日 |
| メーカー | マイルストーン |
| ジャンル | アクション |
「プロジェクト ケルベルス」は、2006年に発表されたアドベンチャーゲーム「LOST CHILD」の魅力を活かした2D対戦格闘ゲームです。プレイヤーは「LOST CHILD」の世界観に浸りながら、さまざまなキャラクターたちが繰り広げる白熱のバトルを体験できます。ゲームには「ストーリーモード」が搭載されており、原作のストーリーを追体験しつつ数多くの新たな戦いに挑むことができます。また、アドホックモードにより、友達と楽しむ「通信対戦」も可能で、対戦プレイの楽しさを倍増させます。美麗なグラフィックとスピーディーなアクションは、対戦格闘ゲームとしての魅力を引き立て、原作ファンだけでなく格闘ゲーム愛好者にも楽しめる内容となっています。仲間と共に熱いバトルを繰り広げ、戦略的なプレイで勝利を目指そう!
このゲームをプレイしてみて、正直なところ、グラフィックやキャラクターのデザイン、音楽など、素晴らしい部分がたくさんあるのに、それをうまく活かせていないのがとても残念に感じました。いわゆる「勿体無い」という表現がぴったりです。確かに、格闘ゲームとしての要素だけを見れば、そこまでひどいわけではありません。ただ、対人戦をメインに考えた場合、いくつかの悪いポイントは許容できるかもしれませんが、やはり一人で楽しむことを前提にすると、問題が多すぎると感じます。原作が好きで、キャラクターたちと再会できることが嬉しいという方には、そこに価値を見出せる人もいるかもしれませんが、私としてはやはりもう少し改善してほしい部分が目立ちました。
私は普段あまり格闘ゲームをプレイせず、「ギャルゲー」に夢中になるタイプですが、原作の作品に非常に魅力を感じていたので、まさか格闘ゲームとしてこのタイトルが登場するとは驚きでした。しかし、いざプレイしてみると、その期待は見事に裏切られました。原作で感じた愛情や情熱が全くと言っていいほど伝わってこないと感じます。
シナリオが雑だなんてレベルではなく、テンポも悪い上にゲームバランスもまるで成り立っていない印象です。CGに関しても全く新鮮さが感じられず、PSP向けのサイズ調整すらされていないので、手抜き感が否めません。プレイ時間が1時間足らずというのも、熱中できる要素を完全に欠いていて残念です。こんな手抜き作品に対して、思わずPSPを叩きつけてしまうほどの苛立ちを覚えました。
ここまでくれば、もう少しクリエイティブにアプローチできたはずです。キャラクターごとに異なるシナリオを用意したり、特別な戦闘では異なるボイスを追加することだって可能だったはずです。原作にあった未回収の伏線を活用するだけでも、もう少し満足感が得られたかもしれません。結局、この作品を買ったこと自体が非常に後悔になってしまい、お金をドブに捨てた気分です。この一件がなければ、原作に対する良い印象をいつまでも持っていられたのにと思っています。もう二度と、lost child関連のゲームを購入することはないでしょう。