428 ~封鎖された渋谷で~

ゲーム機プレイステーション3
発売日2009年9月3日
メーカースパイク
ジャンルアドベンチャー

『428 ~封鎖された渋谷で~』は、独自のビジュアルノベルスタイルで描かれるサウンドノベルゲームです。プレイヤーは、5人の異なる主人公たちの視点を通じて、渋谷を舞台にした緊迫のストーリーを体験します。選択肢によって物語が大きく変化するシステムは、何度もプレイしたくなる魅力を持っています。

緻密に描かれたキャラクターたちと、リアルな渋谷の風景が融合することで、没入感が増し、彼らの苦悩や葛藤を深く感じ取ることができます。特に、時間制限のあるミッションに挑戦する場面では、スリルと緊迫感が味わえるでしょう。物語の合間に挿入されるサウンドトラックも、雰囲気を盛り上げる重要な要素です。

さらに、多彩なエンディングが用意されており、プレイヤー自身の選択が物語の結末に影響を与えるため、リプレイ性も高いです。感動的なストーリー展開や予想外の展開が、プレイヤーを飽きさせることなく引き込んでいきます。斬新なゲーム体験を求める方にぜひおすすめの作品です。

感想/コメント

レビュアー0

チュンソフトの名作たち、例えば「弟切草」や「かまいたちの夜」、さらには「街」にハマったことがあるなら、絶対に「428 ~封鎖された渋谷で~」も楽しめるはずです!今は少し昔のゲームではあるけれど、本当に実写サウンドノベルの最高峰だと思います。ストーリーの奥深さやキャラクターたちの個性がしっかり描かれていて、一瞬たりとも目が離せませんでした。ボリュームに関しては、確かにもう少し欲しいかなという気持ちもあるけれど、それでも全体のクオリティや感動がそれを補って余りあるくらいの作品です。遊び終わった後の余韻がしっかり残る、やっぱり楽しいゲームでした!ぜひ一度プレイしてみて欲しいです!

レビュアー1

総評としては、コラボ部分には少々眉をひそめたくなるところもあるが、全体的にはやはり良作と言える。特に中年の役者陣の演技は秀逸で、大沢役と梶原刑事の掛け合いは本当に光っている。前半の大沢が閉ざした心を徐々に開いていく様子は、意図的なのか偶然なのかわからないが、見事に描かれていてその成長を感じさせる。カナン編はアニメーションで声付きということで周りと浮いているが、これだけで見ると全然悪くないな。このコラボを必要としたのかは疑問だが。

一つ気を付けたいのは、シナリオを進めるよりもバッドエンドリストを埋める方が一層面倒臭いということだ。プラチナトロフィーを狙うんなら、まずは一通りクリアした後に攻略サイトを使うのが賢明。隠しシナリオをクリアするのはかなり厳しいレベルだから、根気よく挑む覚悟が必要だ。全体の出来は良いけど、バッドエンドの収集は本当に根気がいやになるところだな。

レビュアー2

このゲームはとても面白いアイデアを持っていると思います。最初はバラバラだったキャラクターたちが、徐々に絡み合ってひとつのストーリーに導かれる過程は本当に魅力的です。ただ、せっかくの素晴らしいコンセプトをもっと活かせるシナリオやシステムがあればよかったのにと思います。正直なところ、このゲームがあの名作「アンチャーテッド2」と同じ評価を受けていることが信じられません。まるで、どこかでポジティブキャンペーンが行われているのでは?なんて思ったりもします。

トゥルーエンドにはたどり着きたい気持ちはあるものの、どうもモチベーションが上がらないんです。実際、名作小説を読んだ方が感動に浸れるかも、と考えてしまいますね。やはり、設定やキャラクターがもう少し練られていたら、印象は大きく変わったかもしれません。特に、ライトノベル系の作品にはもう少し深みがあってもいいのでは?と思ったり。ロストオデッセイのような記憶の表現を参考にしたら、もっと素敵に仕上がりそうですよね。明日、もしかしたら売るかもしれませんが、アイデアの種は本当に楽しいと思います!

レビュアー3

このゲームをプレイして、本当に心がワクワクしました!キャラクターたちの個性がすごく魅力的で、時には笑わせてくれたり、時にはドキドキさせてくれたりするバランスが絶妙でした。それに、ストーリーもどんどん引き込まれてしまって、思わず驚いちゃう場面がたくさんありました。もしこの物語がドラマになったら、すごく話題になるんじゃないかなって思います。最近のゲームは、グラフィックがすごいけれど、ストーリーがちょっと薄いなって感じることが多いよね。そんな風に感じている方には、絶対に楽しんでもらえると思います。心に残る体験ができるので、ぜひプレイしてみてほしいです!

レビュアー4

もともとサウンドノベルは好きで、かまいたちの夜3を楽しみにしていたのですが、あまりにもひどい内容にガッカリしてしまったので、それ以来少し敬遠していました。忌火起草については直接プレイしていませんが、周りの評価を見る限り、手を出したいとは思えないんですよね。ただ、428 ~封鎖された渋谷で~に関しては、レビュアーの方々のおかげで素晴らしい作品と出会うことができました。それぞれのキャラクターの深い心理描写や、緊迫感のあるストーリー展開には引き込まれました。私の体験や感想が、未プレイの方々にとって少しでも参考になれば嬉しいです。感動を共有できる場があることに感謝しています。

レビュアー5

私はチュンソフトが作ったゲームにはそれほど多く触れていなくて、唯一楽しんだのがPS2の金八先生だけだった。それがすごく良かったから、428も気になって買ってみたけど、期待していたほどにはハマれなくてちょっと残念だった。ちゃんと作られている印象はあるし、全体的に楽しめたけど、金八先生のような没入感には届かなかったかな。複数の主人公が絡み合って事件を進めていくアイデアは素敵だったけど、システムがイマイチついていけてない感じがした。

実写表現も悪くなかったけれど、声がない分、演技での表現に頼りすぎてるところがあって、正直、顔の表情が下手なシーンが目立ってしまったのはもったいなかった。御法川実のキャラクターは金八の時と変わらず良かったし、そこにニヤリとできたのは嬉しかった。全体を通して、タマ編が一番楽しかったかな。

神ゲーというわけではないけど、良作であることは間違いないと思うし、AVGが好きな人にはぜひプレイしてほしい。私は少し暗い性格だけど、こういうゲームでのストーリーを追うのはやっぱり好きだなって感じた。

レビュアー6

チュンソフトのノベルゲームに関しては、「弟切草」や「かまいたちの夜」をプレイした経験がありますが、それらと比較すると本作は本当に進化していると感じます。確かに批判が見受けられるのも理解できますが、それは期待が大きいからこその「惜しい」という気持ちから来ていると思います。例えば、以前の作品では日本語の誤用や表現の不備が目立っていたのに対し、今回の作品ではその品質が格段に向上しています。文章のクオリティだけでなく、ゲームシステムやグラフィック、サウンド面でもレベルが上がっています。昔は「ゲームだから」という理由で多少の粗を許容していましたが、今やそのような甘えが通用しなくなっているというのは、ゲームというメディアが成熟してきた証拠だと思います。表現手段としてのゲームの可能性を感じさせる作品なので、今後のさらなる進化に期待しています。

レビュアー7

久しぶりにノベルゲームをプレイする機会がありましたが、「428 ~封鎖された渋谷で~」は本当に楽しめました。最近のゲームはさまざまなジャンルが存在する中、ノベルゲームの魅力を再認識させられました。ただし、ジャンルを超えた点数比較はあまり意味がないと個人的には感じます。自分が初めてノベルゲームに触れたのは、1994年の「かまいたちの夜」でした。それ以来、多くの類似作品を試みましたが、質の高いものは少なく、期待外れに終わることが多かったのです。「かまいたちの夜2」には特に失望し、それ以降、このジャンルから遠ざかっていました。

でも、このゲームによって再びノベルゲームの世界を探究したくなる気持ちが沸き上がりました。今後のノベルゲームがどのように進化していくのかは分かりませんが、また良質な作品に出会えたら嬉しいですね。このゲームの中で印象的だったのは、主人公の記者が語った言葉です。「客観性がなければ事実は伝わらない。主観性がなければ思いは伝わらない。」というセリフは、レビューを行う際にも忘れてはいけない重要なポイントだと思います。一般的なゲームでは見逃しがちな細部まで精巧に作り込まれていて、名作と呼ぶにふさわしい作品だと心から感じました。

レビュアー8

「428 ~封鎖された渋谷で~」をプレイするきっかけは、ずっと気になっていたのにサウンドノベルから遠ざかっていた前々からの興味と、アニメ「カナン」を観たことでした。今思えば、もっと早く手に取っていればよかったと後悔するほどの満足感がありました。ストーリーがありきたりだとする評価も見受けられますが、個人的にはキャラクターたちが自分勝手に暴走し、それを自分の手で王道的な結末に導いていく感覚がたまらなく面白かったです。とはいえ、アニメからの流れでカナン編を遊ぶと、思っていた以上にギャップがありました。特に声優が異なる点には驚きましたね。声質が明らかに違うキャラクターもいて、最初は戸惑いました。

この作品は、本当に好き嫌いが分かれると思います。特に活字が苦手な人には興味すら持たれないかもしれません。しかし、レトロなゲームジャンルにここまで夢中になれる感覚をぜひ多くの人に味わってもらいたいと思える作品でした。売上的には厳しいかもしれませんが、チュンソフトにはこの古典的なジャンルでの新たな「大作」を期待せずにはいられません。

レビュアー9

久しぶりに、心から「出会えてよかった」と思えるゲームに出会った。最初に手に取ったのは評判が良かったからだが、プレイを進めるうちにすっかり引き込まれてしまった。特筆すべきはストーリーの重厚さだ。現実社会の複雑さを巧みに反映しており、プレイヤーを没入させる力に唸らされた。そして、物語に寄り添った音楽も実に素晴らしい。これらを演じる俳優たちの演技も圧巻で、まさにリアルな感情を引き出す名演だと感じた。

プレイ時間も比較的短めで、詰まることもなくサクサク進めるので、初心者から経験者に至るまで誰もが楽しめる設計になっている。物語の展開に無駄がなく、しっかりと引き込まれる内容は、今の時代には珍しいと思う。ぜひ、多くの人にこの作品を体験してほしい。こんなに素晴らしい作品に出会えることは、ゲームファンとしては懸け替えのない喜びだ。

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