| ゲーム機 | ニンテンドーDS |
|---|---|
| 発売日 | 2009年3月26日 |
| メーカー | FONFUN |
| ジャンル | アドベンチャー |
プレイヤーは敏腕探偵、藤堂龍之介として、相馬邸で発生した連続殺人事件の謎を解き明かします。多彩なキャラクターとの対話を通じて情報を収集し、手がかりを集めることで事件の真相に迫ります。緻密に描かれたグラフィックと、緊迫感溢れるストーリー展開が魅力で、プレイヤーは没入感を感じながら進行します。また、独特の画面タッチやミニゲーム要素を取り入れ、直感的な操作でスムーズにプレイ可能。事件の鍵を握る亜鉛の匣舟に隠された秘密を解き明かすため、論理的思考を駆使し、真実を追い求めてください。多様なエンディングが用意されており、繰り返しプレイすることで新たな発見が待っています。謎解きやサスペンスが好きな方にとって、心躍る体験ができる一作です。あなたの推理力が試されるこのゲームで、探偵としての腕を磨いてみませんか?
屋敷の住人全員が何かを隠している感じに、初めから不穏な空気が漂っていて、思わず引き込まれました。真実が少しずつ明らかになっていく過程も、妙な緊張感をもって楽しませてもらいました。最初からこのゲームは雰囲気をじっくりと味わうものだと理解してプレイしていたので、どんなに道を外れてもそれが気にならなかったのが良かったんです。
特に嬉しかったのは、証拠品の一つ一つやエピローグ、さらには追補小説の中に、前作や次の作品への伏線が散りばめられていたことです。シリーズファンならではの小さな発見があって、思わずニヤリとしてしまいました。この感じ、やっぱりシリーズを通して楽しんできた者にしかわからない妙味ですよね。全体的にバランスが取れていて、イライラしがちな私でも安心して楽しめました。
このゲームには面白いポイントがいくつかあるのですが、その中でも特に気になった点が2つあります。まず、ある部屋に2人のキャラクターがいるシーンがあるのですが、彼らの会話が全く絡まないのがちょっとシュールでした。例えば、AにBについて質問すると、普通に悪口を言ってくれるのですが、彼らは同じ部屋にいるのに全然気にしていない様子。これが何とも不思議で、思わず笑ってしまいました。二人の立ち絵が同時に表示されているのも、余計にそのシュールさを引き立てています。
次に、細かいことですが、1階の洗面所の描写が気になりました。「浴室の脱衣所も兼ねている」というナレーションが入りますが、実際には完全に別の部屋です。洗面所と浴室は壁で隔てられていて、1階の大広間を通らないと行き来できない構造なのに、ナレーションはその点を無視している。こういった不整合は、他のストーリーよりもずっと気になってしまいました。細部に目を光らせると、こうした小さな謎が存在することが、逆にゲームの魅力を引き出しているように感じます。