| ゲーム機 | ニンテンドースイッチ |
|---|---|
| 発売日 | 2017年8月3日 |
| メーカー | ケムコ |
| ジャンル | アドベンチャー / ホラー |
「死に戻り」の mechanic を駆使し、プレイヤーは繰り返し惨劇の中に投げ込まれ、生き残るための選択を迫られます。人間関係の中に潜む裏切りや、背後で蠢く怪物の真実に迫る中、恐怖と興奮が絶妙に融合したストーリーが展開されます。この作品は「人狼」ゲームのエッセンスを大胆に取り入れながら、独自のホラーサスペンスを創出しています。
また、dwangoの全面協力を得て、数十時間にわたるボイスデータを収録。個性的な27名のキャストが織りなすキャラクターたちは、物語に深みを与え、プレイヤーを更なる没入感へと誘います。物語の舞台となる限界集落「休水」では、目を疑うような光景と信じられない展開が次々と訪れ、プレイヤーは選択と結果の繰り返しの中で真実に迫ります。この緊張感あふれる体験は、サスペンスファン必見です。
「レイジングループ」についての感想ですが、まずこのゲームの魅力を語るなら、やはりその独自のホラーサスペンス要素に触れつつ、巧みに織り込まれた「死に戻り」のメカニズムだと思います。自らを村の一員にし、人狼ゲームのような息を呑むような環境にどっぷり浸かりながら、登場人物たちの心理状態や人間関係の駆け引きを堪能できる点が、普通の人狼ゲームとは一線を画しています。
また、ストーリーの進行構造についても語らねばなりません。カギを手に入れないと先へ進めず、物語をどうコントロールするかはプレイヤーの意志に委ねられるわけではありませんが、それでも自分の選択が少しでも物語に影響を及ぼす感覚は、ゲームならではの刺激を与えてくれます。全体像を把握しながら進めることに魅力を感じられ、ある意味で小説的な楽しみ方ができるのも、このゲームの性愛的な部分でしょう。
もちろん、全ての事象を納得できる形にしようとする過程で、解釈に手間を取られることもあります。しかし、それを乗り越えた先に待っている深いストーリー体験は、一度プレイしてみる価値が十分にあります。サスペンスを楽しみ、裏に潜む人間の心理を深掘りたいのであれば、これ以上のゲームもなかなか見当たらないのではないでしょうか。反面、攻略を楽しみたい人には他の選択肢をお勧めしますが、ストーリーを重視するなら、この作品は必見です。