| ゲーム機 | プレイステーション |
|---|---|
| 発売日 | 1997年5月30日 |
| メーカー | シャングリ・ラ |
| ジャンル | シミュレーション |
『秦始皇帝』は、歴史シミュレーションゲームの金字塔として、プレイヤーに秦の始皇帝となり中国統一を目指す壮大な物語を提供します。独自のリアルタイム制を採用しており、戦略的なタイミングが勝敗を決する要因となるため、緊張感あふれるプレイが楽しめます。魅力的なキャラクターたちは、戦闘にとどまらず、建築物の構築や修復、さらには破壊も行うことが可能であり、多彩な戦略を模索できます。農業活動を通じた経済基盤の構築もあり、自由度の高いプレイが実現されています。また、水墨画のような美しいグラフィックが、古代中国の雰囲気を見事に表現しており、プレイヤーをその世界に引き込む魅力があります。このゲームでは、歴史を肌で感じながら、自分だけの戦略を駆使し、中国統一という大きな目標に挑むことができます。
説明書も読んで起動して30分でやめた。
とっつきにくい内容のゲームは自分には合わない。
合う人には合うゲームだと思う。
戦車ゲーム「鈍色の攻防」がたぶん代表作なシャングリ・ラがつくったリアルタイム戦術シミュレーション。秦の始皇帝が中国統一する過程をゲーム化している。面クリア型で、ロウアイの乱を鎮圧し秦の実権を握る(第一章)ところから始まって、最終的には斉を攻め滅ぼして(第十二章)、中国を統一する。
各章の冒頭には中国語音声による状況説明があり、それから出撃させる将軍を選択する。選べる将軍は王翦や李信など18名。将軍選択が終了すると、ゲーム開始。兵舎を建て、部隊を編成し、農事をおこない、戦力が整ったら敵城に攻め込む。ゲームの流れはかなり忙しく、敵も隙あらば本拠に攻め込んでくるので油断ならない。将軍も気を抜くとあっさり戦死するので、その運用には注意が必要。
率直に言って難易度は高い。加えて、農事などはいちいち農民一人一人に指示を与えなくてはならないので、結構面倒。そんなわけで忍耐を要求されるゲームであるが、ある程度操作に慣れるとこのゲームの面白さがわかってくる。
このゲームの面白さは、多彩な戦術を試すことができるところにある。囮を使って敵を誘導したり、敵将の首を狙ったり、補給路を断って兵糧攻めにしたり。自分の思い通りに事が運んで城を落とすと高い達成感がある。
なんとなく”SLGは難しい”という世間的な認識があるためか、多くのSLGが初心者でも楽しめることを売り文句にしているのに対し、このゲームのパッケージには「このゲームは、戦術に全てを賭ける覇者達への挑戦状である」と記され、上級者向けであることがほのめかされている。その言葉に偽りはなく、最低レベルの難易度に設定したところで、気楽にプレイできる難易度とは言い難い。ゲームとしてはもっと快適さを高める工夫がほしかったところだが、純粋に戦術の醍醐味を味わえるゲームを望む向きにはおすすめしたい。