ファントム ~PHANTOM OF INFERNO~

ゲーム機プレイステーション2
発売日2003年5月22日
メーカープリンセスソフト
ジャンルアドベンチャー

美麗な3DCGグラフィックと豪華声優陣によるフルボイスで展開されるこのアドベンチャーゲームは、プレイヤーをアメリカの陰謀と暴力の世界へと誘います。一人旅をしていた主人公は、偶然出会った少女「ファントム」と名乗る最強の暗殺者に巻き込まれる。彼女は、記憶を消された主人公に暗殺術を教え、共に凶暴で危険な組織「インフェルノ」の陰謀に立ち向かわなければなりません。物語が進む中で芽生える純愛の行方は、プレイヤーの選択によって大きく変化します。銃選択による分岐やボイスセレクト、驚きのエンディングソング「Silence」など、DVD版からの新要素も多数搭載。感情豊かに描かれるストーリーとスリリングなアクションが融合し、プレイヤーを引き込む魅力満載の作品です。暗闇の中に潜む愛を見つける旅が始まります。

Amazonでの評判

レビュアー0

まず、主人公が殺し屋というのが珍しい
自ら好んで殺し屋になったのではなく、仕方なくなった

記憶を消去されていて、自分が誰だかも分からない
銃の扱い等の技術を教えてくれる少女(ヒロインの1人)も同じ境遇だ

ちなみに「インフェルノ」とは彼等が所属する組織で、「ファントム」とは最強の殺し屋である

少しだけほのぼのとしたシーンもあるが、基本的に緊張感・緊迫感が漂っていて、この感覚が良い
CGやムービーは少ないが、文章表現が上手く(銃の説明やフェラーリの運転などリアリティがある)、どんどん世界観に引き込まれていく
悲惨な境遇の彼等がどうなっていくのか気になり、終盤は夢中になった

ボリュームがあまり無いのが惜しいのと苦手な人はプレイするのが苦痛だと思うが、よく出来た作品だと思う
ヒロインの3人(全4人)はどれも魅力的で、3人のエンディングを全て見たくなるほど

レビュアー1

なんといっても銃の種類が多くていいですね。シグザウエルにオートマグ、ステアー、などなどまだまだいっぱいありますからね。それにCGが綺麗で・・・まあお勧めの一品ですね。特に銃好きには

レビュアー2

謎の暗殺者「ファントム」を目撃してしまった少年は、記憶を消され
自らも暗殺者として生きることを強いられる・・・。
PC,DVD版で多くの人に感動を与えた作品が PS2で登場!
「EVE burst error」などハードボイルドアドベンチャーが
好きな人は絶対にやるべし。
悲しみ、裏切り、絶望、愛があなたを待っています。

レビュアー3

近所の本屋さんで「ポツンと」売れ残っていました。
セーラー服を着たショートカットの女の子が、
コルト357を逆さに持っている表紙がなんともそそりました。
予備知識も無く つい「ジャケ買い」(^^;
買って1/100?も「損をした・・・」と思わせない出来映え!
それぞれの関係の描写 そして銃・・・ 好きな方にはたまりません 。
来年(2004)に発売予定の OVA は今から楽しみです。
ちなみに、初回限定のトレーラDVDは映像音質ともナカナカです。

レビュアー4

ネタバレ無しで書きます

どんな地獄でも。例え、最愛の人を失ったとしても、生きている限り、負けではない。そんな生き方をファントムという作品は教えてくれる。世界は、残酷かもしれない。でも、そんな中でも必ず光はあって、永遠では無いかもしれない。嘘かもしれない。それでも人は、その光を頼りに生きていく。そんな作品。

時間が無ければ「丘の上から」というエンディングだけでも、プレイしてください。少年が青年へ。青年からケダモノへと変貌を遂げる男の成長物語でもあります。

レビュアー5

プレイし終わって、まず思いました。「間違いなく、今までプレイしてきたゲームで1番良かった。」余りにも悲しい境遇、辛すぎる存在、闇の如き世界。先の読めないストーリー、ハードで鮮血の香り漂う雰囲気に引き込まれ、時が経つのを忘れます。人間の黒い部分を覗き込んでいる感覚、そんな中にも生まれる悲しい愛。何かを得るためには何かを犠牲にしなければならないという、この世の原則のようなものをまざまざと見せ付けられます。残酷さに胸を裂かれそうになりながらも、育まれる愛に底知れない温かさを感じます。ここまで感傷に浸った作品は、全てを含めて初めてでした。本当に素晴らしい作品だと思います。偏見、先入観は良作を埋もれさせてしまいます。是非一度、向かい合ってみてください。

レビュアー6

原作が18禁のためエロゲーだのギャルゲーといわれ偏見をもたれる方が多くいらっしゃいます。しかしニトロプラス作品は萌えでなく燃えゲーです。業界でも登場人物男比率はNo1ですし、そもそもドラマ性を追求すれば、男女の愛の場面には自然とそういった性的描写も必要となります。それが必然ですから。ですのではじめてニトロプラス作品をプレイなされる方達にはそういった意味での必然の18禁と理解して下されば偏見をもたずに購入に踏み切れると思います。私も購入後にニトロ作品の18禁の意図が通常のギャルゲーとは方向違いでドラマ性を出すためのものだと知りました。そして今では全メディア全作品を所有しています。

内容については既出の通りそこら辺のハッピーエンド感動ノベルとはちょっと違います。プレイヤーがいろいろ考えさせられる作品です。プレイ後得るものは人それぞれでしょう。そういった意味では自分自身を見つめることのできる大人の方には特にお勧めの作品です。子供には難しいかも。

レビュアー7

このゲームは元々エロゲーとの事ですが、シナリオは最高にいいです。
かっこいい、ハードボイルド、そういった種類のシナリオです。
殺し屋として成長し、アインと行動をともにしアインを愛し、アインと対決していく第1章。
最高の殺し屋として活躍し、キャルに癒されアインの影を追う第2章。
そして第3章へ。
キャラ的には男性キャラが本当に見せ場を作ってくれます。
ワイズネルなんかかっこいいですよね。
女性キャラもアイン、クラウディア、キャル、美緒、ドライと魅力的。
ただ、アインの絵はもう少し可愛く書いて欲しいものもあります。
セーラー服のアインは可愛いけど。
個人的にはキャルがお気に入りなので、バッドエンドである「逃亡者たち」に救われます。

レビュアー8

このゲームのテーマは「純愛」らしいが、それとはおよそ似つかわしくない暗黒社会が舞台となっている。
ストーリーはふとしたきっかけから組織の一員として生きることを余儀なくされた少年、東 玲二と記憶を消され暗殺者として生きる少女、アインとの出会いから始まる。
始めはこのダークな世界観のどこに「純愛」なんてテーマが盛り込まれているんだと疑問に感じていた。
しかしストーリーが進むにつれ、この物語のテーマは間違いなく「純愛」だと感じるようになった。
それは登場人物の心の揺れ動きに垣間見れる。
決して表立った感情を見せなかったアインが、玲二と接するうちに微妙ではあるが次第に喜怒哀楽を見せるようになる。
ホッとする反面、それが真意かどうかが分からずに一人悩む玲二。
姉を殺された孤独な少女、キャルとの出会い。
始めは疎ましかったが彼女の無垢な明るさに次第に心を開き、守るべき大切な存在に変わってくる。
しかし別れは突然やってくる。
その誤解が新たな悲劇を生む。
アインもキャルも二人とも守りたいと願う玲二。
しかしそれは叶わない。
非情な選択を迫られる。
大切な人を守る一方で大きなものを失う玲二。
そこには不純な動機は存在せず、まさしく「純愛」そのものだと感じた。
その反面、純粋すぎるがゆえの哀しさに切なくなった。
このゲームのエンディングは複数あり、全て見たが真にハッピーエンドと感じたものはなかった。
ただアインのエンディングで彼女が見せた笑顔。
あれだけで全て救われた。
僕はゲームでこんなに心を動かされたのは初めてだ。
これはゲームを超えた一つの作品だと言い切ってもいい。
多くの人にこの世界観に触れて欲しいので星5つ。

レビュアー9

を感じさせる一本です。作り手の気合を感じる。実に細かく、綿密に、こだわって作られていると思います。かわいらしいキャラクターからイメージするような軽い恋愛系ゲームからは程遠い、重い内容。
実際、少し重いです。内容が。楽しい雰囲気を楽しみたい方には向かないかも、と思わせるほど。視点となる主人公がとても真摯で、誠実なせいかもしれません。何しろ非常に過酷な運命に巻き込まれてしまうので。とても共感できました。絶賛だけしていても芸がないので、あえて少しだけ気になったことをあげていってみようと思います。個人的な感想ですので、参考にならない場合はご容赦ください。
1、キャラクターの可愛らしさ(画)
もちろん、少年少女の画が可愛らしい。大歓迎です。しかし、暗黒街の面々も、若干可愛らしいような・・・。せっかく背景も、ストーリーも、設定も丁寧に作りこまれて現実味の薄いストーリーにリアリティーさえ感じさせる仕上がりなのに、組織の幹部たちの画が全然迫力がない・・・。頭が大きいせいかな?ちょっともったいない感じがしました(リズィはかっこよかったね)。
2、テーマ
テーマに文句をつけるなんて、なんと大それたこと・・・。とは思いつつ、どうしても気になったので一言。このゲームのテーマは「純愛」、ならびに「愛のために人は強くなれる」もっと言えば「愛のためなら人はケダモノにだってなれる」と言うことだと思います。つまり、愛する人のために、人を殺してでも生きていけるのです。それが暗殺者となって暗黒街に飲み込まれてしまった主人公の運命なのです。しかし・・・。つまらない常識にとらわれる自分は、どうもそれが納得できない・・・。人を愛することと、人を殺すことはあまりにも矛盾が大きすぎるように思うのです。自分だったら、これ以上人は殺したくない、自分が消えてしまっても・・・と思う。と言うわけで自分が共感し、泣いたのは全然トルゥーエンドでもなんでもないエンディング9でした。ははは。ああ、こんなことを言ったら物語が成立しないし身も蓋もない。
こんなことを真剣に考えさせるほど、この作品は重く深いと言うことです。映画に負けない、は言いすぎでしょうか。ゲームでぼろぼろ泣いたのは初めてでした。

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