| ゲーム機 | ドリームキャスト |
|---|---|
| 発売日 | 2004年10月28日 |
| メーカー | キッド |
| ジャンル | アドベンチャー |
夢と現実が交錯する魅惑のストーリーが展開する本作では、民俗学的なテーマや哲学的な要素が巧みに織り込まれています。物語の中心には、海辺で目覚めた一人の少女の姿があり、彼女は「旦那さま」と呼ぶ相手に向けて矢を放つことで、自らの運命を切り開こうとします。一方、記憶を失った主人公・瀬能透矢は、彼を支える存在であるメイドの雪や友人の花梨と共に、失われた過去を取り戻す旅に出ます。彼との交流を通じて、登場キャラクターたちの深い人間ドラマが描かれ、プレイヤーは夢と幻の境界線を探索することとなります。立体的に表現されたキャラクターや美麗なグラフィックが、幻想的な雰囲気を醸し出し、プレイヤーを引き込みます。心に残る感動的なストーリーと、多様な選択肢によるエンディングの数々が、やりがいと楽しさを提供するゲーム体験をお楽しみいただけます。
パソコン版(18禁)からの移植。すでに声が入っている時点でイメージが崩れたたと嘆きそうですが、それでも追加シナリオの追加等、魅力的な要素が多くあります。
追加シナリオは言ってみれば「if」の世界、「フォロー」の世界であって、あまり前に出過ぎない(オリジナルを越えた盛り上がりを見せない)ほうが得策だと思います。それでもKIDの考えは、オリジナルを越えようという、つまり「意欲」なのでしょうか。おすすめ度はこのジャンル好きなら★×3。
元来Windows版18禁作品であったものをDC/PS2に移植し、一般作品とした本作。
Hシーンの削除に伴って、シナリオの改変(追加、とはお世辞にも言えない)とCGの追加が行われた。
しかし、CGはオリジナルスタッフの☆画野朗氏の絵に似せることに成功したとは言いがたい。
また、原作において、Hシーンに重要な意味を持たせていたため、それをキスシーンで代用するには無理がありすぎた。
心配されていた「声」については、思ったほどには悪くない。原作を知らなければ高評価を与えても良いだろう。
しかし、もう一方の「歌」、特にEDについては失敗したと言わざるを得ない。曲そのものならそう悪くはない。しかし、あのアップテンポでは、しんみりとしたシナリオの余韻をぶち壊してしまうのだ。
総括すると、評価は低くならざるを得ない。残念ながら、合格点を与えられる水準には達していないと思える。