| ゲーム機 | メガドライブ |
|---|---|
| 発売日 | 1991年12月13日 |
| メーカー | セガ |
| ジャンル | シミュレーション |
南北朝時代の動乱を舞台にした本作は、プレイヤーに歴史の一端を体験させるシミュレーションゲームです。足利尊氏、あるいは楠木正成のいずれかを選び、それぞれの独自の物語を進めていくことが求められます。15のシナリオが用意され、合計30のシナリオを通じて、複雑な人間関係や戦略が展開されます。戦闘では、陣形を選ぶことで戦術を練り、戦況を有利に進めることが可能です。また、甘いデスリスクを伴う中で、討ち取られた武将はその後のミッションでは復活しないため、慎重な判断が要求されるのも魅力の一つです。歴史的背景を尊重しながら、個々の選択が結果に影響を与えるこのゲームは、戦略好きはもちろん、歴史ファンにも楽しめる内容となっています。戦闘と物語の深い絡みを通じて、プレイヤーは南北朝時代の緊張感を肌で感じることができるでしょう。
大河ドラマ「太平記」にあやかってセガが開発したウォー・シミュレーションゲーム。NHKのお墨付きの作品でもある。
南北朝時代の歴史に詳しい人なら楽しめるかも。主人公が対立することになる二人から選ぶことが出来、それぞれの視点から戦うことができる。
特色としてはファイアーエムブレムのようなフィールドでユニットが戦うのだが、1ユニットが弓兵、歩兵、騎馬などで構成されている。横視点で部隊同士が戦うシーンは斬新でなかなかに格好いい(が、すぐに飽きる)大将同士が接敵するとバハムート戦記みたいにアクションで戦う。窮地のときはこれに持ち込むと勝ててしまう。
音楽、システム、グラフィックも決して悪くはないのだが、全体的に蛋白でもっさりしている展開は魅力に乏しく(忍者武雷伝説もそうだったように)良作とはいいがたい。戦術面でも説明が不親切でわかりにくく、南北朝時代によほど思い入れがないと娯楽作としては楽しめないだろう。
『太平記』は南北朝時代の動乱を描いた戦略SLG。
足利と楠・新田の2陣営から選択し、各15ステージを戦い抜くことになる。
インターフェイスはメガドライブならシャイニングフォースのようなタイプであり戦闘画面は陣形を選択したり多少の自由が利く。
尚、討ち取られた武将は次ステージでも復活せず、これはファイアーエムブレムに近い。
特徴としては動かずにターンを進めると機動力が多少溜まるというのがあるが、それが生かされる場面もなく、全体的にゲームとしては工夫に欠ける。
特に武将間で兵力を分け合える「調整システム」というものが失敗だと思う。
ステージによっては兵力差が著しいので場合によっては相当苦戦することになるが、この難易度も相まって、強い武将に兵力を結集して単騎無双という形になりがちだ。
要するに1?2名の武将がせっせと動き回りその他大勢は棒立ちになるという事だ。
そういった爽快感の薄い体裁の悪い戦術をとらないと攻略が至難なのは問題と言わざるを得ない。
サウンド・グラフィック等決して低い水準ではないが、どれも一歩物足りなく決して推せる作品ではない。
唯一の長所としては史実の説明の部分であり、シナリオの選択も上手なので歴史物として大事な部分がしっかりしているだけに惜しい作品と言える。