赤川次郎 月の光 ~沈める鐘の殺人~

ゲーム機プレイステーション2
発売日2002年5月23日
メーカービクター
ジャンルアドベンチャー

本作は、赤川次郎の独自のミステリー世界を体験できるサウンドノベルの魅力が満載です。舞台は神秘的な森に囲まれた女子高「鐘園学園」。プレイヤーは数々の怪事件を解決し、その真相に迫ることが求められます。全3つのシナリオは、赤川氏の監修による緻密なストーリー展開が魅力で、ただ進めるだけでは真実に辿り着けない緻密さが、プレイヤーを引き込みます。続編シナリオシステムを採用しており、事件を解決すると新たな謎が発生することで、常に緊張感が漂います。また、メインストーリーに加え、「学院七不思議」というサイドシナリオもあり、ミステリーボタンで新たな恐怖体験を楽しむことができます。膨大なシナリオ数と多様なエンディング、隠しシナリオも揃っており、飽きることなく楽しめる内容になっています。この作品は、ミステリー好きな方にはたまらない、心理的な恐怖と謎解きの奥深さを兼ね備えています。

Amazonでの評判

レビュアー0

まず言いたいのがシステムの悪さ。
既読スキップなし、選択肢でセーブできない、セーブ数八って、かなりきついですよ。ただシナリオを進めて完エンド目指すならこれで十分かもしれませんが、全エンド、全キャラ、七不思議の完全収集を目指すなら、まったくもって足りないです。
次に、画像に関してですが、ムービーと背景は綺麗です。当時の先端技術を取り込んでいて、ゲームでいうなら高レベルの内に入るんじゃないでしょうか。ですが、キャラの絵が……。平べったいというか、素人っぽいというか。多分、『かまいたちの夜』みたいな立ち絵にしつつ、差別化を図ろうとしたんでしょうが、それが見事に裏目に出てます。
音楽に関しては、文句は言いません。雰囲気に調度あっているという感じがします。
最後にシナリオですが……。正直に言うと、原作を読んでいたら、絶対に買わなかっただろうなって感じです。謎やトリックもベタですし、学園七不思議も他のレビューをしている人が言うほど、僕は怖いと感じませんでしたし。
ですので、僕としては、本格的なミステリーや思わず悲鳴を上げてしまうようなをホラーを求めているような人には、お勧めできませんね。ちょっとしたミステリーやホラーを求める人には、いいかもしれませんが……。でも、ライトユーザー向きかというと、それは違いますね。ライトユーザー向きにしては、あまりにシステムが不親切です。
ということで、やはりこれは、赤川次郎ファン向けだと思います。赤川次郎ファンなら、買っても充分楽しめるのではないかと……。それ以外の人でも、多少の興味があるならやってみてもいいと思いますよ。ベストだから、安いですし。

レビュアー1

とても怖い!さすがPS2のグラフィックと、それを駆使した恐怖の演出。何かが起こりそうなドキドキ感がたまらない。「速読ボタン」や「高速スキップボタン」もあり、プレイヤーを思いやった操作性もよし。あの名作「かまいたちの夜」に負けず劣らずのストーリー展開。サウンドノベルファンの人も、そうでない人も、ぜひやってもらいたいゲームだと思う。

レビュアー2

このゲームの良いところは赤川次郎原作としか言い様がありません。
シナリオは確かに面白いのですが、ゲームとしてみるとインパクトに欠けます。
本格推理モノともホラーとも言いがたいもので、ボリュームもありません。
おまけで追加される学園七不思議も 学校の怪談的なネタをちょっと挟んでいる程度で
物足りなさが残ります。

赤川次郎の爽やかな空気の文章、ミステリーなど深みがあり
小説としては惹き付け読ませますが、
やはりかまいたりシリーズと比べるとゲームとしての魅力は見劣りするのは確かです。

最後に犯人を見つけるのに、何となくしらみつぶしで選択肢を選んで証拠を見つけてクリアーするという流れが面白みに欠けると思います。

レビュアー3

前シリーズまでを踏襲して、本棚システム(シナリオを最後まで読み終わると本にタイトルが付き、本棚に収容される)を採用。前シリーズまでのユーザーには親しみやすいつくりになっていると思います。また、そんなに難易度も高くないと思うので、初心者にも向いてるのではないかと思います。しかし、PS2でタイトルを発表したのは映像だけ?と少し残念で、ヤリコミ派の私個人としては、シナリオの分量・難易度に不満が残りました。サクサクと進むので、私はすべてのシナリオを10数時間でクリアしてエンディングを見ることができました。1日1時間しかプレイできなくても約2週間〜3週間で終わるのではないかと思います。

レビュアー4

まるで映画のように美しかった。
ミステリーは夜やるのがおすすめ。
切なかったり、ゾッとしたり、落胆したり、
謎のままだったり...とにかくエンディングは多彩。
納得いかない結末も多いので、必ずリベンジしたくなって、
繰り返しやることになる。

すべてのシナリオをクリアしたい初心者は、少々面倒でも
選択肢をメモしていった方が良い。
同じような結末かと思われる選択でも、
どこかで一つ異なっただけで、終わり方が変わる。

七不思議の見つけ方はカンタン。
クリアすれば隠しシナリオもどんどん出てくるので、
最後まで楽しみながらがんばりましょう。

...個人的には、七不思議よりも高田事務長が
カッ!と目を見開くシーンが怖かった。
何度やってもあれだけは慣れない。

あとは、主人公の性別ごとのシナリオが
別々の展開になれば、より楽しめたと思う。
まぁ制作側は悲鳴をあげそうですが。

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