探偵神宮寺三郎 横浜港連続殺人事件

ゲーム機ファミコン
発売日1988年2月26日
メーカーデータイースト
ジャンルアドベンチャー

頭脳明晰で行動力に満ちた主人公・神宮寺三郎がプレイヤーを未解決の事件へと導きます。このアドベンチャーゲームでは、横浜を舞台に失踪した婚約者の行方を追いますが、捜査が進むにつれて意外な展開が待ち受けています。独特のクールさとヘビースモーカーという個性的なキャラクターが魅力であり、プレイヤーは彼に感情移入しながら謎を解き明かすことが求められます。

ゲームの進行は、緻密なストーリー展開と多彩なキャラクターとの対話によって、プレイヤーは様々な手がかりを収集することが可能。考察力や推理力を駆使して真実に迫る爽快感は、アドベンチャーゲームの醍醐味です。また、横浜の特色ある風景や当時の雰囲気が再現されており、プレイヤーはノスタルジックな旅を楽しむことができます。緊迫感のある捜査と予期せぬ展開が交錯する中で、真実を突き止められるのか、あなたの手腕が試されます。

Amazonでの評判

レビュアー0

コマンド形式の探偵アドベンチャーゲームです。
登場キャラクターによって、セリフが流れるスピードや音が違ったりするので個性・性格をあらわしています。
相変わらず渋い、ハードボイルドなグラフィックと音楽が素敵です。

レビュアー1

良い所

・雰囲気や演出
当時にしては美麗といえるグラフィック、JAZZ調で渋くて良曲も多いBGM、バーや酒やタバコなども大人な雰囲気を盛り上げてくれます。
また、アイキャッチが入るのも当時にしては斬新でしょう。グラスの氷が転がる演出もなんとも格好いい。
神宮寺氏もこの頃から渋くかっこいいですよ。

・タイムアタック(笑)
まぁあまりいないでしょうがクリア後にいかに選択肢のミスなどなく進めるかというプレイを私は楽しみました。
長いゲームだとそれも難しいだけに最速クリアだと20分程度なので、このゲームや某神戸の事件のゲームのようなクリアまで短ーいゲームの特権ですね(笑)

悪い所

・シナリオ
正直全く面白くありません。あっと驚く展開や意外な真犯人、人間ドラマや感心できるトリックなど全くこれっぽちもないです。前作の「新宿中央公園殺人事件」のかなり無理のあるトリックの方がよっぽどマシです。神宮寺氏を何度も助けてくれる謎の人物も全然面白くもなんともない人物です。外国人が多いこともあって感情移入しにくいのも×。神宮寺シリーズはファミコン版の4作しかプレイしてないですがほとんどが微妙なシナリオ…最近の作品はシナリオはいいいんですかねぇ。

・総当たり地獄
昔のミステリーAVGなので総当たりは当然ですが、このゲームは地獄です。移動できる場所も選択肢も制限がないので詰まったら常にフル総当たりになります。
まぁそれだけなら仕方ないのですが、中盤で捜査方針を選ぶ箇所があり、その方針が×3、更に助手を選択するので×2が地獄すぎます。当時はここで辞めた人も多かったでしょうね…。

・不要な場所や選択肢
一度も行く必要のない場合や選ぶ必要のない選択肢が数個ずつあります。つまり上記の総当たり中に選んでもそれは無駄な行動になるという…。
また、移動して到着したのみでしか利用しない場所も数か所あります。移動箇所は10箇所以上あるのにゲームの大半がホテルとバー・フィヨルドで進むのはなんとももったいないですね。

・あまりにずさんなデバッグ
誤字がいくつかあります。当時のファミコンソフトでもあまりなかったですが、まぁそれぐらいは良しとしましょう(笑)
しかし犯人がわかったにも関わらずその犯人に普通に会えて普通の会話が出来たり、話をしただけで別の場所にワープしたりのバグはひどい。
更に後半にはハマり箇所があり、そうなったらやり直し確定です。しかも誰もが簡単にそうなる可能性があります。知識がなければハマりということもわからないので、このあとに地獄の総当たりと思うと泣けます。このハマりで最悪なのがハマった場合限定のテキストもあるので意図的なハマりなのか、デバックの見逃しかもわからないところです…最悪ですね。

総評

神宮寺シリーズの2作目、ファミコンのミステリーAVGでも4?5作目になりますがあまりに出来が悪すぎる。とてもじゃないが名作「オホーツクに消ゆ」の後発のゲームとは思えない散々なデキですね。その後に発売されたファミコン探偵倶楽部などを差し置いて、よく30年も現役で続いてるシリーズになれたなとつくづくそう思います(笑)天下のデコが泣きますよ…。
グラフィックとBGMがマッチしていて雰囲気はこれ以上ないってぐらい良いです。しかしバグうんぬんは置いといても根本的に面白いとは言えないのでオススメできませんが、他機種版やリメイク版おそらくバグは解消されてるでしょうのでやりたいのでしたらそちらで。わざわざファミコン版をやる人は神宮寺シリーズをコンプしたい人ぐらいしかいないと思いますが覚悟の上でやってみて下さい。長ーいパスワードにもうんざりすること間違いなしです(笑)

レビュアー2

1988年発売ファミコンソフト、ひらがな&カタカナ表示、ファミコンなのに実に味のあるちょいリアルな人物&背景にビックリ!、「2日前、横浜で行方不明となったエバという外人女性を探し出して欲しい。」今回の物語はこの平凡なひと探しの依頼から始まります、この後、物語は事件として大きく動き出す事に!、助手のようこという女性とも行動を共にし、意見を聞く事も出来るのは嬉しい所ですよね、横浜を舞台にホテルに旅館やバーなど行ける場所がかなり多いのでノートなどを取りつつ、ゆっくりと時間をかけてプレイをする事をお勧めをします。

レビュアー3

オープニングから、ヤバイ!!
(あのオープニング好き過ぎだわ!)

マジで難易度が高くて攻略本買っちゃたゲーム。
でもそんな難易度もデキの甘さもどうでもいいくらい魅力的な「大人の雰囲気」!キャラクターが実在して生きてますわ!笑

続編の「危険な2人」から完成度メチャ高くなるんだが、この横浜港?が1番すきなんです^^

レビュアー4

探偵神宮寺シリーズは大変長い歴史を持つゲームで、プレイするゲーム機も多種類におよびます。
しかし、原点はファミコンで発売されたシリーズと言えるでしょう。
最初の探偵神宮寺はディスクシステム専用のゲームで、当然ディスクシステムを持っていなければプレイできませんでした。

子供っぽいゲームが多い中で、大人のシブい雰囲気を持った探偵神宮寺を、自分はとてもプレイしたかったのですが、当時子供だった自分にはディスクシステムは手の出ない高嶺の花でした。

この横浜港連続殺人事件がカセットで発売され、自分はようやく神宮寺をプレイすることができたので、自分にとっては思い出深い作品です。

そんな個人的な想いは別にしても、この「横浜港」は初期の神宮寺の中でも完成度が高いゲームだと思います。
一作目は、ディスクシステムであること以外にも、一作目ということもあってゲームのシステムが練れていないところが多くあり、とてもクリアが難しく、理不尽と思えるくらいの難易度でした。

しかし、「横浜港」になると、制作側も慣れてきたのか、スムーズにゲームをプレイできて、登場人物のキャラの方も固まってきており、その後に続く数多くの続編に引き継がれています。

シリーズを通してファンから支持されているおしゃれで大人っぽい雰囲気も、本作では十分に表現され、サウンドもファミコンの能力を目いっぱい使ってがんばっています。

コンティニューでパスワードを入力するときの音楽ですら、かなりイイ感じで、スタッフに気合が感じられます。

現実問題として、発売から長い時間が経過し、新たに購入するのは難しいでしょう。
運が良ければ、アーリーコレクションを入手できるかもしれません。
機会があれば、ぜひ探偵神宮寺の原点を経験してみてください。

ゲームの古き良き時代の、想い出の良作です。

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