| ゲーム機 | スーパーファミコン |
|---|---|
| 発売日 | 1995年3月24日 |
| メーカー | パック・イン・ビデオ |
| ジャンル | シミュレーション |
『ジ・アトラス Renaissance Voyager』は、プレイヤーが大航海時代のヨーロッパの視点から、未知の世界を探索しながら情報を集め、世界地図の完成を目指すシミュレーションゲームです。このゲームの最大の特徴は、冒険家たちが主体となって世界を発見し、その成果をもとにプレイヤーが地図を作り上げていくというユニークなシステムです。プレイヤー自身が冒険に出るのではなく、冒険家たちに情報収集を託すことで、より戦略的でスリリングな体験を提供します。集められた情報は不断に変化し、プレイヤーは途中で起こる様々な出来事を考慮しながら、どの冒険者を支援するかを選ぶ必要があります。受け取った冒険者の報告をもとに、自身の地図を完成させ、未知の地域を解明する楽しさが味わえます。魅力的なビジュアルと奥深いゲームプレイにより、プレイヤーは歴史の探求者として新たな発見を楽しむことができます。
A列車で行こう3と共にアートディンクの技術力と創造力を見せつけた名作シリーズの記念すべき第一作です。このゲームによりアートディンクは当時のパソコンゲーマー達の絶大な支持を獲得しました。
このスーパーファミコン版は動作が遅いとかいうこともなく移植度は良好です。
探検船を派遣してその提督の報告内容で世界地図が書き換えられていきます。
全くランダムに世界地図が作られる訳ではなく地形はある程度形が決まっています。
やり方によっては内陸部が多くなり、不明なままで終わる部分が出来たり、都市が少なく貿易に不利な状況が生まれますがまぁ数十年経てば大抵世界地図は完成するでしょう。
探索も中盤を過ぎると作業ゲームになり中だるみしてくるのは仕方ありませんがもっと宝物やイベントがあったらいいと思いました。それとセーブデータは一つだけです。
序盤は慣れるまでかなり苦労するとは思いますが貿易と探索が軌道に乗り始めるとなかなか止められない魅力に溢れています。
しかし探索の目的の一つであるイヴラークの骨は何回プレイしても見つかりませんでした。一応ヒントらしきメッセージはあるのですがかなり不親切だと思いました。
ともあれ他のSLGとはひと味もふた味も違うこの第一作は一度はプレイする価値のある物だと思います。
私は現在、大学院で西洋史を専攻していますが、私が西洋史を好きになるきっかけを与えてくれたのが、本作品と光栄の大航海時代2であったと言っても過言ではないくらいです。
本作品はボタンの操作が若干複雑であり、かつ気を抜いているとすぐに資金が無くなり、ゲームオーバーになってしまうので、慣れるまでは大変だと思います。
しかし、自分だけのオリジナルの世界地図が作れますし、航海の先々で財宝や伝説などを発見すると、それらが図鑑に記録されていくのもたまらなく面白くて、冒険の醍醐味が味わえます。あと音楽も最高です。