白中探険部

ゲーム機プレイステーション2
発売日2003年8月28日
メーカータイトー
ジャンルアドベンチャー

このアドベンチャーゲームは、中学生の夏と20歳の現代を行き来しながら、故郷への郷愁と自己探求を描いた物語が魅力です。フルボイスと立体音響が贅沢に使われており、プレイヤーは懐かしい過去をリアルに感じながら進んでいきます。物語は、主人公が久しぶりに故郷に帰るところから始まり、現代の仲間たちとの触れ合い「現代編」と、8年前の中学生時代を振り返る「少年編」が交互に展開します。

「少年編」で過去のエピソードを集め、自身の思い出を辿りつつ、「現代編」のアドベンチャーモードで行動を起こすことで、消えたヒロインを救う物語へ導かれます。中学時代の仲間との絆が試され、自分自身の成長や変化を感じるストーリーは、誰もが共感できる要素が満載です。美しい田舎の風景と自然音が心を癒し、感動的なストーリーに浸れる癒し系ゲームとして、多くのプレイヤーの心に響く作品となっています。

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Amazonでの評判

レビュアー0

各所に配置されたバッドエンドを回避orコレクションしながら、グッドエンドを目指す感じは「やるドラ」シリーズにやや近い感じ。
既読スキップでリトライの面倒さを解消できるし、ツッコミ所はあるものの、ストーリーもちょっと今までにない感じ……だけど、全てのルートを攻略しても5、6時間でコンプリートしてしまう、あまりにも薄い内容はどうなのか。
キャラの立ち絵から、ムービーまで、劇中に挿入される水彩画タッチの絵に統一すれば、もっと個性が出たと思うのは僕だけでしょうか……。
(ネタバレ大注意!)何年もの間、異世界を漂っていたヒロインが、謎の光で時間をとり戻して大人になって、普通に主人公達との生活に帰れるのか……?

レビュアー1

この「白中探険部」良いゲームである
難解なシナリオに、猟奇的な展開などその時のトレンドにプレイヤーを巻き込まずに、懐かしい感傷と、人の温かみ、牧歌的な雰囲気を纏った世界観を持って、彼らとの夏を追体験できる

物語は、STB(ShirachuTankenBuの頭文字)のメンバー全員に届いた一通のハガキから始まる
腐れ縁の続く親友に、興味本位で付いてきたバイト先の少女を伴って、かつての自分の故郷、白ヶ浜に帰省した主人公
旧友たちとの再開を喜ぶのも束の間、かつての探険部全員の記憶が、8年前の夏にあったこと全てが空白のように消え去っていることに皆違和感を抱く
少年から大人へ、互いに距離を置いていた彼らは、消えた記憶に導かれるように、一つの事件を遡り、大切なことを思い出してゆく

このゲームを端的に表現するとテキストADVという括りになるが、
一般に見られるような、グッドエンディングやトゥルーエンディングをひたすらフラグや謎解きを解いて追い求めるようにゲームデザインされていない
このゲームは大筋の話は一つと厳正に決まっているものの、あくまでそれは河の上流から流れる本流の一部に過ぎなく、ざっくばらんに言ってしまうと、バッドエンディングを楽しむように出来ている

バッドエンディングと一言に言ってしまうと、なにやら嫌なイメージを持ってしまうだろうが、そんなことはない
その多くは、語弊を覚悟して言うなら「馬鹿ゲー」テイストに満ちあふれた、荒唐無稽、奇妙奇天烈、時間軸無視、などの何でもありなギャグ展開にプレイヤーを巻き込んでくれる
これから手がかりの一つを探そう、という時に「ミスコン行こうぜ!」なんて言って、女性陣が水着になって争う展開に向かうこともある
僕はこれを見て、直感した「ああ、このゲームはどこまでもプレイヤーに『探険』させたいんだ」と

僕は何回も(わざと)バッドエンディングを見ているうちに、ゲーム全体の展開や筋書きがまるでマッピングしたダンジョンのようにイメージすることができた
この自身の経験からも、このゲームの開発者の方々は、やはりタイトル上の「探険」ではなくアドベンチャーのシステムで物語を隅々まで『探険』してもらいたかったのだと思う

そう、このゲームのキモは「探険」である
探険は彼らの少年時代のキーワードの一つだが、突拍子もないバッドエンドや時間軸を無視したような展開は、迷宮をさまよっているうちに見つけた宝箱であり、その宝箱のなかにはミミックよろしく謎のマスコットキャラクターによるツッコミという遊び心がふんだんに詰まっているのだ
だから、このゲームに対する、常識的なリアクションをすれば簡単にトゥルーエンドを迎えられるという批判は筋違いだろう
失敗を楽しむゲームであり、元筋から外れることを推奨しているゲームなのだ

そして、プレイヤーに探険してもらうにあたり、このテのゲームにシステムの利便性は不可欠だ
この点、このゲームには抜け目がない
既読文章のスキップや展開したやりとりの文章履歴のチェック機能、決定ボタンによるボイス読み直し、環境設定、軽快なセーブ&ロードなど、アドベンチャーゲームに欲しい機能は基本的に完備している
キャラクターのリアクションにもアニメ演出が入り、重要シーンには美麗なアニメムービー、そのシーンに併せた水彩調の美麗な一枚絵も素晴らしく、またアニメ調のCGも用意してある
個人的には、このゲームのキャラデザ関連のイラストレーター、そしてCG部分を担当された絵師の先生は本当に良い仕事をされている
露骨な萌えを強調したデザインではなくあくまで人間の骨格を意識した説得力のある絵、大胆な構図による無駄のない線運びは素晴らしい

それに、忘れてはならないのは、このゲームの効果音や音楽、声優陣の熱演を支える、立体音響システムである
ゲームのワンシーンで、滝の近辺にてキャンプを張るイベントでは、僕は一瞬、外で強い雨でも降っているのかな、とわざわざ外を見て勘違いしてしまうほど臨場感に溢れている
これは是非、簡易なオーディオ環境を持っている方は、テレビのイヤホンジャックに接続して体験してもらいたい

とにかく拘っているなあ、と僕はこのゲームに大きな好感を持った
全ての創作者は、自分の創ったものを、人それぞれながら、それなりに愛していると僕は思っている
そこには大人の事情があったり、厳しい現実に呑まれてまるで廃棄されたような悲しい作品はそこらにあるが、愛されるべき作品というものは実在するものであり、このゲームの存在がそれを証明している

青春の一夏のように早く過ぎ去る思い出に感じる人もいるだろう
ボリュームの面や、元筋のエンディング、それ以外でも多少のご都合主義があるのは否めない小さくまとまったゲームであると思う
そして僕は、このゲームは名作であるとは言えないだろう
だが、果たしてゲームというものは名作である必要があるだろうか?
僕はゲームの娯楽性というものは最終的にプレイヤーが感じた思い出にこそ結集するものであると考えている

永く記憶に残るゲームは、それを語るものに、強い愛着を心に焼き付けているものだ
そして、このゲームの思い出は、まるで吹きすさぶ夏の嵐のように「瞬間風速最大」なのである

レビュアー2

サウンドノベル形式のゲームです。
中学生の自分からの手紙が届き、8年前の夏の記憶がスッポリ抜け落ちていることに気付く主人公…。
故郷である白ヶ浜へ戻り、仲間達と自分の記憶を探します。
なぜ仲間たちは皆そろってこの街を離れたのか…
なぜ皆あの夏の記憶が無いのか…
自分達はいったい何をしたのだろうか。
メインはシリアスなストーリーですが、選択肢次第で記憶の謎など放り投げて夏を満喫することもできます。
その場合バッドエンドにはなりますが、これが種類が豊富でおもしろい。
既読スキップ機能のおかげで2回目以降のプレイもそんなに苦になりません。
「会話のテンポがやや遅いかな」というのと、「女性はちょっとイライラするかな」というのはありますが…。(女の水着が出てきても嬉しくないですからねぇ)
フルボイスですので、お目当ての声優さんがいればお買い得かも。

レビュアー3

この白中探検部はゲームというよりビジュアルノベルといいますか・・ドラマに似た感じのものです。
簡単にあらすじを書くと・・・
20才になった主人公に8年ぶりに故郷である「白ヶ浜」からハガキが届く。
それは8年前の自分からのハガキ。
そのハガキがくるまですっかり忘れていた故郷。
なぜ故郷を離れなくてはいけなくなったのか。
それがなぜかわからない。
そして故郷に出向く主人公。
そこでかつての白中探検部の6人が再開することとなる。
再開のきっかけは、主人公と同様に8年前の自分から届いたハガキ。
8年前に離れ離れになった絆が再び結びつくとき、忘れている大切な何かを思い出し始める。
こんな感じのあらすじです。
話は青臭いところもありますけど、ドラマ的感覚で話が進んでいくのであまり負荷を感じずにプレイできると思います。
負荷を感じる以前に、進めば進むほど感情移入していきますが^^;
私の個人的要望としては、20歳辺りの方や女性の方にもやってほしい一品です。
かなり熱いです。
青春を感じさせてくれます。
安価な値段でなので、買っても損はしないと思います。
騙されたと思ってこれをプレイしてみてください。
絶対に気に入ると思います。

レビュアー4

なんとなく…、店頭でパッケージを見てもピンと来なかったのについ購入してしまいました。
プレイしてみたら・・・これは面白い!!そう思いました。と言っても実際遊べるゲーム、と言うよりアニメを楽しんでいる感覚です。
立ち絵は所々で動きますし、ボタン一押しオートモードにすれば次の選択までキャラがずっと喋ります(もちろん主人公も)。
音も綺麗なので自然と引き込まれます。RPG・格闘・やりこみアドベンチャーで少し疲れた人にはもって来いです(私もそんな時期に購入したので)。
あと、謎を解くなどの小難しい点もないので本当に気楽です。
私自身、成人を過ぎた年齢(25オーバー)なので逆に楽しめたのかも知れませんね(笑)。
また、バッドエンディング後にアドバイスを話してくれるキャラがいるのですが、声優さんのヘタさ。
いや、あれはワザト下手に演じているに違いない口調・言いまわしには毎回爆笑させられます(爆)。
私は、この声優聞きたさにバッドエンディングにハマりました。
ポテチ片手に気楽にアニメ感覚で1人楽しみたい。そんな方は是非!!!

レビュアー5

フルボイスだし、ストーリーも引き込まれるものがあるし、ラストが気になります。あまりプレーする時間が取れないけど、いくつかの別々のエンディングもあるようだし、中古での値段を考えると、とても良品だと思います。今のところ難しい場面が無いので、難易度の高いゲームが苦手な自分みたいなかたには、良いのではと思います。ちょっとしたミステリー小説を映像で読んでいる聞いている、って感じかな。好きですね。

レビュアー6

中学時代の同級生と一堂に会する…。
そして、少年時代と現在がシンクロする。
プチ「20世紀少年」といった感もありますが、登場人物の「今」をしっかりと描くことができれば、きっと良いゲームになると思います。
プレイしながら、自身の過去と現在を見つめられるような、そして明日への希望が見えるような、そんな作品になってくれれば言う事はありません。

レビュアー7

このゲームは、まずOPで世界観にひきこまれます。ゲームの雰囲気にあったすごくいい曲です。キャラクターも、ヘタに美少女・美青年とかを出すのではなく、まさに庶民的なふつうの女性・男性で、この物語をさらによくしています。ストーリーも、素晴らしく、正に「謎が謎を呼ぶ」と言ってもいいでしょう。選択肢も結構多く、自分がストーリーの中に介入している気分を味わえると思います。しかし、序盤の選択肢では、バッドエンディングにつながるものが多いので、選択肢前のセーブは必須だと思います(セーブは短時間で良いのですが)。バッドエンディングといっても、その選択肢を選んだ時点で物語が終わりるので、最後までやる必要はありません。このゲームは正に「アドベンチャー」と言ってもいいでしょう。私が生きてきた中で最高のストーリーだと思います。

レビュアー8

アドベンチャーゲームって言うよりノベル系に近い作品です。アドベンチャー未経験者や「アドベンチャーはつまって先に進まないからやだなあ・・・・・」って人にオススメ。台詞読みながらサクサク進みます。逆にいえば謎解きや小難しい作品を期待する人には、肩透かしかもしれませんが。システムも親切で、何度も文章を読まなくて済む即読スキップや、ボタンを一々押す手間を省けるオートが有るので、片手でやれる感じです。ビジュアルもすっきりした感じだし、「EVE BURST ERROR PULS」のC-motion程ではないけど、キャラクターの立ち絵がアニメーションしてくれるのも雰囲気が掴みやすくてマル。音楽も定番が揃ってる感じで耳障りには聞こえない。ただ、選択肢ミスで突然バッドエンドになってしまうのはちょっと不親切かな・・・・・とも思えますが、かまいたちの夜2ほどひどいものでないのでまだまだ許容範囲。逆に一度トゥルーエンドを向かえてしまうと今度はバッドエンド探しが楽しくなる・・・・・はず。進行状況も%表示されるから自分がどのくらい進んでいるかが掴みやすくてよろしい。ストーリーは結構好きです。「そんな非科学的な・・・・・」といえないこともありませんが個人的には「アリ」な領域。ジュヴナイル系がダメな人には厳しいかもしれませんが。買おうか迷ってる人はともかく一度やってみるのがオススメです。決して失敗作ではありません。

レビュアー9

なんとなく…、店頭でパッケージを見てもピンと来なかったのについ購入してしまいました。
プレイしてみたら・・・これは面白い!!そう思いました。と言っても実際遊べるゲーム、と言うよりアニメを楽しんでいる感覚です。
立ち絵は所々で動きますし、ボタン一押しオートモードにすれば次の選択までキャラがずっと喋ります(もちろん主人公も)。
音も綺麗なので自然と引き込まれます。RPG・格闘・やりこみアドベンチャーで少し疲れた人にはもって来いです(私もそんな時期に購入したので)。
あと、謎を解くなどの小難しい点もないので本当に気楽です。
私自身、成人を過ぎた年齢(25オーバー)なので逆に楽しめたのかも知れませんね(笑)。
また、バッドエンディング後にアドバイスを話してくれるキャラがいるのですが、声優さんのヘタさ。
いや、あれはワザト下手に演じているに違いない口調・言いまわしには毎回爆笑させられます(爆)。
私は、この声優聞きたさにバッドエンディングにハマりました。
ポテチ片手に気楽にアニメ感覚で1人楽しみたい。そんな方は是非!!!

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