サイレントヒル4 ザ・ルーム

ゲーム機プレイステーション2
発売日2005年6月9日
メーカーコナミ
ジャンルアクション

不思議な力で自室に閉じ込められた主人公、ヘンリーの物語が展開するサイレントヒル4 ザ・ルーム。プレイヤーは彼の視点で異世界への扉を開き、恐怖と謎に満ちた旅に挑む。シリーズ特有の不気味なビジュアルが一層際立つ中、緻密にデザインされたステージを進みながら、プレイヤーは数多くの恐怖に直面する。新たに導入されたリアルタイム戦闘やゴーストとの遭遇が、緊迫感を高める一方で、従来のパズル要素や探索も健在。現実と異世界を行き来する中で、その恐ろしい秘密を解き明かさなければならない。物語が進むにつれて増していく不安感と恐怖は、プレイヤーを虜にし、心に残る体験を提供する。サイレントヒル4では、探索とサバイバルの新しい形が楽しむことができ、ダークなストーリーと独自のゲームシステムが多くのファンに愛されている。あなたはこの恐怖に立ち向かうことができるのか?

Amazonでの評判

レビュアー0

今までのシリーズと違い、どうやら番外編らしい。なので今までのサイレントヒルとはちょっと違う。
何気ない日常に突然、何の落ち度も無いのに巻き込まれる意味不明な恐怖みたいなのはあった。自分の家が地獄と化すし。
殺人鬼の記憶からなる世界も、微妙に日常的なだけに怖かった。
ストーリーも、巷で聞くほど駄目ではなかった。やり込めば深さが分かる。ヒロインの状態によっては、哀れな少年の声が臨場感たっぷりに届く。サイレントヒルはホラーな割に、やはり親子とか家族の愛がテーマなんだと感じた。
ただ、何かしら狂った方向に変化しているとは言え、同じ場所に再び行くのは少し退屈。
なによりあの伝統のエンディングがなかった。これは物凄く残念。悔やまれる。
ではなぜ★5つの評価にしてしまったかというと、ストーリー・お部屋の恐怖演出・今までと少し違う世界感が気に入ったというのもあるが………何より、ホラーアクションアドベンチャーのカスタマーレビューに書く内容としてこれ以上不適当なものも無いと思うが言わせてもらいたい。
個人的に、主人公が良かった。萌えた。腐女子として。
あと、プレイ中、自分のミスでサルみたいなクリーチャーにローソクで殴られたのには笑った。

レビュアー1

単純なストーリーやあらすじだけで考えると、つまらないと考える人が多いかもしれません。
単純に、「怖い」「怖くない」や、「グロイ」「グロくない」という尺度で考えてしまうとこのゲームはさほどのものではありません。
また、何も情報がない状態でプレーすると多少イライラするところもあるとは思います。
しかしながら、現実と非現実が交錯し、そのどちらにも因果関係があり、十分に考えさせられる内容になっていると思います。
それらの表現がイライラさを凌駕していると僕は考えています。
連続殺人事件からここまで世界を発展させたことには、圧巻です。
好みが分かれやすい作品だとは思いますが、こんなにすばらしい作品は(僕にとっては)あまりありません。

レビュアー2

何度でも復活する等で不評なゴーストですが、公式攻略本によると『ラスボスの儀式の為に生贄にされた怨念が救済を求めて異次元を彷徨っている』という設定があるそうで見直しました。
でも、確かに1ステージ目に登場する女の人がゴースト化する描写があるのですが、普通にプレーしていたら気づかない設定ですよね。
このゲームにはこういう説明不足な設定が多く、ストーリーを追うにも断片化された情報をプレーヤー側が組み上げる作業が必須(死体に記された番号や赤い紙など)なので、その辺りの理解が薄いとなかなか緊張感が湧いてきません。ゴルフクラブ、マンションの賃貸などに見られる様に、対象年齢を高く設定しているだけかもしれませんけど。

その他の悪い点
1、『ライト無し』『ラジオ無し』『視点から主人公の姿が丸見え』『ステージの使い回し』で、探索している様な臨場感が薄い。
2、純粋なゲーム性。錆びた斧の攻撃モーション中が無敵なのを利用すれば他に武器が要らないというのは…。
3、ストーリーを追うのに、文章を読むなどの労力を使う。分かりにくい。
4、主人公に穴に潜り込んで探索する動機が、従来のサイレントヒルシリーズ(子供を救う、死んだ妻を救出)に比べて薄く、途中でだれる。

個人的にはステージクリア後も自室のベッドで目が覚めるという描写が、密室と探索を同時に実現させているのが良かったです。
この様なアイデア、キャラ造詣、デモのクオリティなどは秀逸なんですけどね…。もう少し一般受けを狙っても良かったのではないかと思います。

レビュアー3

これはおもしろい!
斬新なスタイル、そして世界観・・・・
こんなゲームを日本のゲーム会社が作れるとは正直思ってなかった。ただ、確かにすごくマニアックなので、受け付けない人は受け付けないのだと思います。もしかして、元々海外ユーザーを想定してつくっているのではないかと・・

主人公の住む部屋から外をのぞくと、となりのマンションの窓が見え、そこでもちょっとしたストーリーが進行していたり、細かなつくりもいいです。過去にさかのぼるときは、古い映画館でフィルム映画を観ているような画面のかすれの演出などを配し、確立した世界観、細かなディティールにセンスを感じました。

難易度もほどほどだし、謎解きもおもしろく、クリーチャーが今までより一段と恐ろしいものになっていました。禍禍しさが増しています。
また、操作も非常にシンプルで、説明書がなくても大丈夫です。

また、何よりこのゲームの企画者の「やりたいこと」の明確さがとても良く表現されていると思います。新しく、そしてシンプルな悪夢の世界。PS2になってから保守的になってきたゲーム制作の場で、よくこの企画を具現化してくれた!とKONAMIさんのファンにもなりました。

恐怖演出、マンションの扉の覗き穴、壊れた壁の向こうから見える隣の部屋、など、日常で感じられる恐怖をさらに倍増してくれるストーリー展開は、1冊の小説を読むように引き込まれました。
これがあまりすきじゃない人は、本当にシリーズ1からの「サイレントヒル」が好きなんでしょう。
しかし、これを1本の、全く別物のホラーゲームとしてみたらどうでしょうか?私は今作が、他のホラーゲームとは1線を隠す、1つの到達点であるとさえ思いました。

作品のシリーズものとしてではなく、ぜひ、1本の新作ホラーエンターテインメントゲームとしてやってみてください。

レビュアー4

1から3までの評価の高さと比べて、今作は評価が極端に割れていた(というより酷評が多い)ので、どんな出来なんだろうと思いつつやってみました。

ひどい酷評が信じられないぐらいの素晴らしいストーリーでした。
個人的には1と匹敵するほどのクオリティの高いシナリオだと感激しました。
グロくて残酷で哀しさ漂うオカルト世界、これぞサイレントヒルじゃないですか。
私はシリーズ中、断然1(と3)の信奉者ですが、この4にもグイグイ引き込まれました。
このまま映画にしたら、さぞ素晴らしいんじゃないかと思います。

ただし、今作は操作性が前作までとかなり違っていて、主人公の自室では一人称視点の操作のみ、その他のゲーム画面では2D視点操作のみとなっており、
画面セーブの仕方や体力回復の方法、アイテム所持、浄化法に関してなどがこれまでとは全く違う手順を踏まなくてはならなくなっており、
前作までの簡単な作業と比べて、かなり面倒な印象を受けました。

また、アクションに関しても、前作までよりも難易度を上げてきていて、
アイテム取得数がシビアに減っており、死なないゴーストが多数存在するうえ、これまでとは違い後半になるほど先のステージに進むための謎解き難易度が上がっている作りになっています。
攻略本や攻略サイト無しの状態では、とてもじゃないけど後半をクリアするのは難しいんじゃないかというぐらい後半は煩雑な道順手順だったという印象です。

前作までのひたすらグロテスクな表現とは微妙に異なり、今作ではちょっと残酷な描写がこれまでよりも若干増えたかなという印象を受けました。
悪の権化の殺人鬼が、実は非常に哀しい過去を背負っていたという内容には胸が詰まるものがありました。

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