| ゲーム機 | プレイステーション |
|---|---|
| 発売日 | 1996年6月14日 |
| メーカー | 童 |
| ジャンル | パズル / テーブル |
卓越した麻雀の戦術を体験できる本作では、プロ雀士安藤満の独自の「亜空間殺法」を再現。運の流れを味方につけるための斬新な戦略を学び、実践に生かすことができます。ゲーム内には、プレイヤー同士が対戦できる「フリー対局モード」と、安藤プロの戦術を深く理解するための「亜空間講義モード」が用意されています。これにより、実戦さながらの緊張感と戦略性を楽しむことができ、根本的な麻雀力を向上させることが可能です。さらに、リアルなグラフィックや音声により、臨場感あふれる麻雀体験を提供。初心者から上級者まで、幅広いプレイヤーに対応した多彩なモードが魅力です。卓越したプレイを目指し、安藤満のテクニックを手に入れましょう。
今は亡き安藤満プロの麻雀戦術・亜空間殺法がプレステでゲーム化されたもの。さすがにプレステ1なので、もうほとんど出回っていないけれど、出た頃に買ってよくやってました。対局以外に、条件付きの勝ち抜き戦(例えば「ツモ上がり禁止」など)や、問題集も豊富で充実している。
特に面白いと思ったのは、稗山をすべて再現しておいて4名の実戦シミュレーションを行い、どこでどう亜空間を使うのか、もし使わないとどういう展開になるのか、が体験できる機能があること。囲碁・将棋の感想戦と同じように、麻雀の稗譜を詳細に勉強するのと同じことなのでとても勉強になる。
安藤満氏の功績は、それまでややもするとありがちだった「自分の手稗だけを見た戦術書」や「リーチが掛かれば兎に角振り込まない方針」と違って麻雀を4人の立体的なゲームと捉え、麻雀劇画でありがちな「バカヅキでメンタンピン三色や役満で主人公が勝つ」ような場面ではなくむしろ不ヅキな場面、中途半端に手が良いが当たり稗を掴む流れなど、非常に実戦的によく遭遇する場面に焦点を当て、そこでどうしたら良いか、について、メンゼン即リーが全盛の中、鳴きの要素を如何に活用するかに焦点を当てたことである。
近代麻雀連載中の「むこうぶち」でも、安藤氏の原案の精神は生きており、4人の対局者がそれぞれのレベルで何を考え、何を決断して打っているかを描いており、コクがあって面白い。
毎日コミュニケーションズの文庫本「安藤満の麻雀 秘伝・亜空間殺法」と併せ、麻雀ファン・安藤ファンには面白い1本です。