| ゲーム機 | プレイステーション2 |
|---|---|
| 発売日 | 2004年3月18日 |
| メーカー | キッド |
| ジャンル | アドベンチャー |
学園青春アドベンチャーが新たな舞台に移り、感動的なストーリーが展開されます。プレイヤーは、放送部の一員として、仲間たちとの関係を深めながら物語を進めていきます。舞台は夏休み、緩やかな時間が流れる中で、仲間たちの結束が試される様子が描かれ、プレイヤーは彼らとの交流を通じて成長していくことが求められます。
キャラクターたちは個性豊かで、とりわけヒロインたちの魅力が際立ちます。思春期特有の感情、たとえば「受容」や「和解」、「喪失」といったテーマが巧妙に組み込まれ、プレイヤーは各キャラクターの心の変化を深く体験できます。シナリオは何度も繰り返し遊ぶことで新たな発見があり、飽きることがありません。オープニングの衝撃的な展開に心を奪われ、次第に物語に引き込まれていくことでしょう。この作品は、心に響く感動的な瞬間を提供し、プレイヤーに深い余韻を残すことでしょう。
シナリオは田中ロミオ氏、製作はFlyingShine。
定かではないのですがFlyingShineの第一作だったと記憶しております。
それをコンシューマ版としてKIDが移植したのが本作品。
強烈に人を選ぶ作品ではありますが、異常な状況に置かれた少年達の心情描写や世界観の表現、非常に洗練されていて心を打つような感覚さえ感じます。
作中に出てくるギャグなどはどうも人を選ぶようですが、傾向として雑学に強い人向けではないでしょうか。
専門用語を連発する類ではありませんが元を知っていないと「??」って感じになってしまうものも多いので。
音楽、イラストが作風にマッチしていて、多少生々しい表現や場面を有しているこの作品ですが全体的には とても綺麗 といった印象を受けた人も少なくないのでは。
面白さに関してはさすがロミオ氏、いわずもがなという感じなのですが残念なことに移植にするにあたって削られてしまった場面も多々あるようで。
言ってしまえば削られた場面は目を手で覆いたくなるような部分もあったわけですがそれもこれも全て合わせてこCROSS†CHANNELなので、年齢制限に引っかからない人は是非移植前のPC版をプレイされるといいと思います。
まずこのゲームは選択肢を選んで物語を進めていって、ヒロイン個別ルートに突入といったギャルゲーではありません。もちろんセーブ画面にヒロインの顔アイコンが表示されることはありません。絵が好みだったので、各ヒロインを攻略する楽しみが味わえないのが残念だった。ストーリーはSFもので、主人公の心が壊れてるせいか重くサスペンスな感じ。その重くどろどろした話の中で、それまでの雰囲気を突然ぶち壊すかの様に出てくるコメディ&ギャグに心救われると同時に戸惑いも。気になった点は既読スキップ押しっぱなしの手間と、同じ文章を何度も読ませられたのはしんどかった。ハッピーエンド好きにはおすすめしません。
このゲームの特徴をいくつか挙げると、
・話のテンポが良い
・セクハラなギャグが多い
・きわめて哲学的な問題が主人公のさりげないセリフのなかにちりばめられている
・恋愛系のゲームではない
・いい意味で憂鬱にはならない
・でも相当キツイ内容である(考えれば考えるほど)
以上に加え、以前から定評のあるこのゲームがこの価格で楽しめることを考えると、買おうかどうか迷っている人は買って損はしないと思います。ただ、ボーっと受動的にボタンを押してすすめているだけでは刺激も感動も半減してしまいますので、直感に訴えるゲームが好きな人はやめておいたほうがいいと思います(そういうシーンもありますが)。
この作品が『加奈〜いもうと〜』『家族計画』のシナリオライターさんの作品と聞き、どちらもかなり泣かされたので惹かれてやってみました。シナリオとテキストは相変わらず素晴らしいですね、私的にセクハラギャグの部分はいただけなかったですが。『加奈〜いもうと〜』が「死」を題材にしてるとすれば、『家族計画』では「家族」を、そしてこの『CROSStCHANNEL』では「他人」が題材になってます。毎作品思うのですが、このシナリオライターさんは心に何らかのコンプレックスを持っている人間の心境、そして変化を描くのがうまいですね。ただ表面的に物語を見るのではなく主人公の性格、心の変化などを考えながら進めていくとより楽しめる作品です。ラストの描写はプレイヤー側が考えさせられる内容になってますので余韻にもかなり浸れます。考えながら物語を楽しみたい人、感動したい人にはぜひオススメの作品ですね。
断言出来るのは、この作品は私が今までやった「読む」タイプのゲームの中で最高のシナリオであったということです。
人の心理について考えさせられる、だからと言ってお仕着せのメッセージじゃない、それが本作です。
ネタバレを避けるためまともなレビューも出来ず心苦しい限りですが、もし本文を読んでいる方がこの作品に興味をお持ちなら、私から言えるのは一つです。
ありがちなストーリーやお平ら主義を好まず、驚くべき展開と切なさを求めるのなら、本作をプレイしていた時間は絶対に無駄にはなりません。
う〜ん、65点くらいかな(個人的)
地に足がついてない感じ。もう少しリアリティがあればグッと評価ができるのに・・・
途中で放置しそうになったけど「メガネの先輩」が
好きになったので我慢してやりましたが・・・疲れた〜>
良作と言うよりは・・・普通くらいの評価です。
悩みが多い若い人向けかな・・・(^^)
正直「○○○みたいな」と他のノベルゲームの名を出しずらいオリジナリティ溢れる作品です。
高校生の主人公は、ちゃらんぽらんなセクハラ大王で毎日、女の子にちょっかいを出してばかり…。(大爆笑うけあい)
しかしプレイしていくうちに、その行動の裏にある「心の内側(やさしさ・憎しみ・孤独・安堵…)」が少しずつ見えてきて…最後は……。
シナリオは山田一(やまだはじめ)名義で元祖PC泣きゲー(?)と称えられる『加奈〜いもうと〜』やPS2にも移植された『家族計画』などを担当し、
奥深い人物設定、知的な文章の言い回しなどで人気の田中ロミオ氏。
同氏の描くテーマは孤独、友情、家族、人間のあり方などが多く、この作品でも同じようなテーマが描かれており、数々の【名セリフ】が登場します。
プレイ終了後、号泣するような感動やスカッとする爽快感が味わえる作品ではありませんが、「切なさ」がボディブローのようにじわじわと心に染みてくる作品です。
音楽も「切なさ」炸裂です。
ゲームの内容は選択肢を選んでシナリオを進めるノベルゲーです。
この限定版はゲームのその後を描いたドラマCDが特典として付いてきます。
まずこのゲームは18歳以上推奨なのできわどいシーンが結構出てきます。
主人公がスケベで人格破綻しかけているのでセクハラのオンパレードです。
元が18禁のPCゲームみたいですが私は遊んだ事がありません。
主人公が何故人格破綻しかけているのかはゲームを進めると徐々に明らかになっていくのですが世界の謎がイマイチよく分からないまま終わるのは引っ掛かりました。
どこか御伽話めいた内容でいい終わり方をしているとは思います。
ゲームのボリュームはクリアまで30時間以上掛かったのでそこそこ有ると思います。
ただゲーム内で繋がってループするため選択肢を間違えると同じ内容のストーリーを何度も見る羽目になるのは製作者の手の内なんでしょうかね?
まあ選択肢自体も少なくて攻略サイトを見れば一発なので難しいと言う事は無いのですが。
また既読スキップも速いためそれほど読むのに苦痛に感じないです。
ちょっと変わったギャルゲーが遊びたい、とか意外性のあるシナリオのゲームが遊びたい、と思っている人は遊んだら、なかなか衝撃を受けるゲームだと思いますよ。
私的にかなり高評価した作品。
最初は片手間でプレイしていましたが…
段々と進むにつれて無意識の内に本気になりました。
みんなどこかおかしい…、そんな人達。
私にはそれが人間らしさの様にも感じられました…
私情としてのマイナスで、セクハラなどあまり好きではないのですが…
主人公のどうし様もなさと合わせて負の要素としても最後は、一番欠けていた人物が一番人間らしい…。
こんな感想から評価はチャラから思いっきりプラスへと傾きました。
取り巻きのキャラもなかなかいい感じで 私は特に桜庭(主人公の男友達)を評価させていただいてます。
なかなか魅せてくれますよ。w
人間の冷め切った精神状態の時や衝動、心理が許容し理解できる人に
とっては、なお いい評価がでる作品だと思います。
中盤からラストにかけてはあまり時間に空きを作らずプレイしていただけると嬉しいかもです。
途中から名言ぽい台詞が量産されてます。
言っている事の意味を少しでも理解してプレイすると、評価はかなりがでると思います。精神が悟りの域に達した方には効かないかもな;
物事の簡単に答えのでてこない人にとってロミオさんのシナリオは新たな考え方をしっかりとくれます。
そのまま捉えてその客観を一つの考えとし、頭の片隅に常に措いとけばそれは自己の向上になるのかも…。
これで興味をもってくれた方、自己責任のもと、ぜひプレイしてみてくださいな。
生きてる人いますか?
クリアした時…胸の奥、しめつけられました。かなり切ないです。でも、すごく好きです。
…テキスト、難しい単語多いけど。
人とのコミュニケーションって難しいですよね。ましてや多感な青春期をすごす学生ともなると、他人に嫌われないようにだとか劣等感だとか自分以外の人を妙に意識しちゃうんですよね。もう毎日気が気じゃない。この作品は、そんな精神的に不安定な学生たちを描く物語。みんなそれぞれ「心の傷」をもっていて、それを隠すために素直になれないのだけれど、夏休みの部活を通して次第に心を開いていきます。物語上、SFタッチの部分もありますが、違和感はあまりありません。最後までやってみると、感動とともに人の心について深く考えたくなる作品です。
自分は体験版しかプレイしてませんが体験であるにも関わらずすごいボリュームでした。
(時間にして3時間くらいかな)そして満足感。
シナリオの「田中ロミオ」氏の文才が遺憾なく発揮されていました。キャラ絵も綺麗です。
主人公がすけべ大魔王なので思わず笑ってしまう所が多々ありますがテーマというか物語の趣旨は結構深いものがあり考えさせられます。
でもコメディタッチのシーンとシリアスな部分が不自然に対立しているのではなくて、しっかりとした調和がとれているところが名作たる所以なのでしょう。
(名作というのもこの作品は某サイトのランキングでシナリオ部門の栄えある第一位の作品なのです)
ということでわたくしはこれから製品版をダッシュで購入してきたいと思います・・・でわ。
(※ネタバレややきつめです)
このゲームのパッケージをみたとき、この作品を知らない人はは10人中9人はありふれた学園ものであると思うであろう。
しかし、それは間違いである。
この作品はループものであり、同じ一週間を何度も繰り返すというつくりである。ここまでもまぁやったことがある人もいるだろう。
しかし、『主人公自体』が一回ごとに記憶を失う、というのは非常に珍しいであろうと思う。
また、このキャラたちは、ゲーム開始時点から『ある事情』により、とても精神的に追い詰められ、登場人物たちがお互いのエゴをおしつけあう。その中で主人公はあるときはこのキャラと仲良くし、つぎのときにはこのキャラと仲良くする。
しかし、ループ一回ごとに主人公に記憶はなく、また相手もその記憶は残らない。
たとえ、誰かが何らかの事情によって死んでも、世界はループし、始めに戻る。
そんなどこまでも虚無な世界でこの作品のストーリーは繰り広げられる。
なぜ、ループが起こるのか、なぜ、登場人物たちはこのような状況にたたされてしまったのか。
あるとき主人公はそれをさとる。
それを悟った主人公はある行動を起こし、最後に言う。
『こちら群青学院放送部、生きている人いますか?』
この台詞を読んだとき、あなたはなにを思うだろうか?
PC版で2003年最高傑作と一部で謳われた作品の移植作、ぜひやってみて欲しい。
また、PC版のユーザーも楽しめるようにいろいろな部分が書き直されていたり演出が強化されたりしているのでぜひやって欲しい。
なお、PS2版をやったユーザーは18歳以上なら、ぜひPC版もやってほしいと思う。
単純な”感動”をもたらす作品ではありません
この物語のキャラクター達は、他の人と違う部分を持っているので(あんまり言うとネタバレになってしまうので言いませんが)その心のありようも決してきれいにはまとめられていません。
でも、そのがむしゃらさ、醜さがとても愛おしく感じてきます。
シナリオも、やっているうちに疑問を感じてくることがあると思います。
でも、最後までやってほしいです。
その一つ一つがやがて、最後に1つの答えを得るための大切なパーツなんだと気づくと思います。
よく雰囲気ゲーみたいな評価を受けることが多い作品ですがそんなことないです。意味はあります。
ってことでオススメです。
このレビューでは主にPC版とPS版の違いを書きたいと思います。
まずPS版をプレイする前にPC版をクリアすることをオススメします。
(PC版を未プレイでPS版をやって感動した、という方を否定するものではありません)
なぜならPS版シナリオはPC版をクリアしていることを前提とした部分が随所に見られるからです。
つまり未プレイの場合、随所で「おいてきぼり感」を感じるでしょう。
長くなりそうなのでPS版の特徴をまとめます。
・「エロ→カット」ではなく「エロ→ギャグ」になっている
・アナログスティックをちょっと倒すとページ送りグイッと倒すとスキップ(この操作形態GOOD!)
・曜子のイラスト大増量(メガネ+白衣あり)
・太一の過去シナリオ追加(少しだけど)
・セーフティー貴族(笑)
最後に一つだけ…
ご都合主義と言われようが、エピローグで遊佐がプレゼントを使ってほしかった…
ていうか使わないなら何のために、あのプレゼントなんだ…。