ファミコン探偵倶楽部 笑み男

ゲーム機ニンテンドースイッチ
発売日2024年8月29日
メーカー任天堂
ジャンルアドベンチャー

本作は、不気味な都市伝説「笑み男」にまつわる奇怪な事件を追う、インタラクティブドラマです。物語は、地元の男子中学生の遺体が発見され、不気味な笑顔の紙袋がかぶせられたところから始まります。この事件は、18年前の連続少女殺人事件と深く結びついており、探偵であるプレイヤーは、過去の事件と新たな謎を解き明かすために奮闘します。「移動する」「聞く」「見る・調べる」などの多彩な操作コマンドを駆使して、ストーリーを進行させ、プレイヤー自身が真実に迫る体験を提供します。グラフィックには豊富なアニメーションが使われており、フルボイスの会話シーンがプレイヤーの没入感を高めます。35年ぶりのシリーズ完全新作として、ファミコン探偵倶楽部のファンはもちろん、新たなプレイヤーにも魅力的な作品となっています。あなたも探偵となり、永遠の笑顔の謎を解き明かします。

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感想/コメント

レビュアー0

フルボイスでの表現が採用されたのは本当に素晴らしい点ですね。昔のディスクシステムの時代を思い出すと、これだけ進化しているのは感慨深いです。ただ、殺人現場でのキャラクターが笑顔を見せたり、シリアスなシーンでギャグが挿入されるのには、少し違和感を覚えました。ホラーゲームにおいては、ギャグや恋愛の要素はあまり必要ないと思っています。それに、被害者の死体があまり見えない配慮も、ちょっと物足りなさを感じました。

ストーリー自体は結構楽しめました。推理が進む中での謎の深まりは引き込まれますし、最終章で少しずつ明かされる謎にはハラハラしました。ただ、全てが解決されるわけではなく、釈然としないまま終わるのは心にモヤモヤが残ります。でもそこが逆に怖さを引き立てているのかもしれませんね。最終的に示されるホラーの要素にはゾクッとしましたが、もっと早い段階からそういう雰囲気を出してほしかった気持ちは正直あります。全体としては良作だと思いますが、もう少しバランスが取れた内容になるとさらに好印象かもしれません。

レビュアー1

1988年と1989年に遊んだあの2作品の記憶が今でも鮮明に残っていて、当時の恐怖や興奮が懐かしいです。今回の新作発表を聞いて、まさに期待に胸を膨らませて予約をしました。息子が主にプレイしている姿を横で見ていると、当時の私と同じ年齢の彼が体験するドキドキ感が何とも言えず新鮮でした。しかし、全体的には少し中だるみを感じてしまいました。それは昔と比べて連続する事件の緊張感が不足しているからかもしれません。二作目に似た最後の急展開は良いのですが、そこに辿り着くまでの過程での刺激が薄く感じられました。ただ、私の中では絶対的に「ファミ探」の進化を感じ取れたし、個人的には非常に満足しています。最近の低評価なレビューを目にして、それも分からなくはないですが、私と同じような時代を生きてきたアラフィフ世代には理解するのが難しいのかもしれません。でも、子供がプレイヤーとして楽しむ視点であれば、その感想は違ったかもしれません。息子の楽しんでいる様子を見ながら、私も彼から刺激をもらいました。最後の展開には少し涙腺が緩んでしまう場面もありましたし、ストーリーとしては満足していました。次回作には、もっと多くの支持を集めるような素晴らしい内容を期待しています。

レビュアー2

「ファミコン探偵倶楽部 笑み男」をプレイして、確かに懐かしさを感じる一方で、古びた印象のほうが強かったかもしれません。美麗になったグラフィックでも、キャラクターの顔の歪みや体のバランスが気になってしまって、ちょっと残念でした。ストーリーは最初のほうはワクワクしながら進められたんですが、後半に入ってから急展開の連続で、伏線が回収されないまま終わってしまって、本当に拍子抜けしてしまいました。特に、主人公にはもっと真剣に調査に取り組んでほしいと思ったのに、シナリオがあまりにも不真面目で、結局プレイヤーの意思とは関係なく進んでいく感じがしたのが残念です。

また、豪華な声優陣にもかかわらず、シナリオがそれを活かしきれていない印象で、思わず「声の無駄遣い」と思ってしまいました。探偵ものなのに推理要素がほとんど感じられず、期待していただけにがっかりせざるを得ませんでした。前半に時間をかけるフラグの使い方も古いアドベンチャーの典型的なスタイルを感じさせ、後半が完全に置き去りにされているようで、制作チームが疲れてしまったのかな?とも思いました。ただ、クリア後のパートには力を入れているように見えたので、もっと情報の詰め方に工夫があれば良かったのにと感じました。予約して楽しみにしていただけに、少し悲しい結果になってしまいましたが、今後の作品には期待したいです。

レビュアー3

期待していた新作が残念な出来で、正直ショックです。原作愛を感じさせないシナリオは、まるで他のゲームの失敗を繰り返しているようで危機感が募ります。新しいスタッフに初期アイデアだけ押し付けて、結局身内向けの盛り上がりだけで作られた感じが否めません。物語の楽しさを犠牲にして、支離滅裂なストーリー展開には呆れるばかりです。特に第一の事件の真相に至っては、あまりにも無理があって、「はぁ?」という気持ちになります。これがミステリーなのかと疑問を抱かざるを得ません。

体験版を遊んだ限りでは、盛り上がりポイントがそこまでで、購入すると後悔することになるのが目に見えています。この大手メーカーも、昔は信頼できるハードとソフトを提供していたのに、今作のような駄目な作品を出してしまうとは驚きです。新作を期待していたファンを蔑ろにするような形では、開発陣には厳しい意見を送りたいですね。今後のファミコン探偵倶楽部がどうなるのか、本当に心配です。根本的に、今回の作品は楽しめるものではなかったと感じています。

レビュアー4

久々にサウンドノベル形式のゲームをプレイしたのですが、正直言って作り込みには物足りなさを感じざるを得ませんでした。ファミコン探偵クラブの新作ということで期待していた分、がっかりした方も多いのではないかと心配になります。全体的にミステリーの展開がかなり無理があり、特に「そんなことを調べればすぐにわかるだろう」というような点から話が始まるのは、本当にお粗末だと思いました。都市伝説がどうなったのか、という疑問が生まれる展開にも思わず突っ込みを入れたくなりますし、過去作と同様にポップなタイトルとは裏腹に、ハードでグロテスクなストーリーは好みが別れますね。この作品はそうした要素が合わない方には厳しいんじゃないでしょうか。

一方で、挿入されたアニメーションの美しさや、豪華な声優陣は評価に値します。これだけのクオリティなら、いっそゲームではなくアニメとして楽しめばよかったのではと思ってしまうほどです。もちろん、シナリオがもう少し整っていればその魅力も引き立つのに…と思うと、坂本さんの仕事に少し心配になりました。彼がどうしてしまったのか、今後の作品に期待しつつも、不安も抱えているのが正直なところです。

レビュアー5

私のような50代のゲーム初心者が楽しめるのか少し不安だったのですが、「ファミコン探偵倶楽部」の最新作をプレイしてみました。コマンド選択式のゲームシステムは、思ったよりもスムーズで、あまり難しくないので助かりました。キャラクターボイスが豊富なのも、物語に引き込まれる要素の一つですね。グラフィックも綺麗で、ニンテンドースイッチならではの魅力を感じました。

ストーリーは王道的な探偵アドベンチャーで、前作から引き続き楽しめる内容でした。昔からのファンが喜ぶ要素が多いのでしょう。私は自分のペースで進められたので、少しずつ謎を解いていくのは心地よかったですが、やっぱりゲームに慣れていない自分には少し疲れる部分もありました。限定版の特典も気になりますが、私にはそれを手にする価値があるのかどうか、まだ考え中です。ゲームを楽しむ人たちの中で、自分はどんな立ち位置にいるのか、やはり少し戸惑ってしまいますね。

レビュアー6

私は、このゲームシリーズの熱心なファンで、すでに何度も遊んでいるだけでなく、各プラットフォームでのリメイクもコンプリートしています。最近のリメイク版に関して、個人的に非常に興味深かったのは、古典的なテキストアドベンチャーの形式を保ちながら、現代風にアップデートされている点です。特に、重要なメッセージの色分けや、プレイヤーを自然に誘導する工夫が施されていて、初めてのプレイヤーにも快適に楽しめる設計になっています。グラフィックは驚くほど美しく、Live2Dの技術によってキャラクターが生き生きと動く様子には感動しました。このレベルのビジュアルに仕上げられた作品はめったにありません。サウンド面もシリーズの魅力を損なわずに、最新の技術が取り入れられていて、隠れた魅力がいたるところにあると感じました。ただ一つ贅沢を言うならば、ファミコン版も聴いてみたいというのが正直なところです。ストーリーに関しては、終始引き込まれる展開が続き、プレイし始めたらなかなか止まらなくなります。選択肢による診断はあるものの、クリア後の楽しみ方が限られている点が少し残念でした。この作品は一度体験したら十分な満足感が得られるものだと思います。バランスに関しては、比較対象となる過去作に比べると少し易しすぎる部分もありますが、それでも新たな視点で楽しむことができました。総じて、任天堂らしさが見られるこの衝撃的な作品は、特にファンには見逃せない内容だと思います。興味がある方は、他人のレビューに流されず、一度自分でプレイしてみることをお勧めします。ただし、コレクターズエディションに付属している笑み男の紙袋のレプリカは、大人も子供も被れるサイズではないので、ぬいぐるみで遊ぶのもひとつの楽しみですね。

レビュアー7

ファミコン探偵倶楽部の過去作品をファミコン版やスイッチ版で楽しんできた私は、少し迷いながらCOLLECTOR'S EDITIONを手に入れました。実は、大ファンというわけではないんですけど、やっぱり新しいリリースにはワクワクしちゃいますよね。操作については、基本的にはコマンド選択なので、難しくなくて誰でも取っつきやすいと思います。グラフィックはファミコン時代のドット絵から進化していて、アニメ調で見やすいんですが、あの独特の怖さがなくなってしまったのはちょっと残念かな。音響面では、推理を助ける効果音が分かりやすくていいですね。ただ、音楽全体はあまり印象に残らないです。

初プレイの時は思わず話を進めたくなるくらい熱中できましたが、一旦クリアしちゃうと次に遊ぶのはかなり先になりそうです。難易度は低めで、コマンドを試すだけでクリアできるので、バランス的には少し物足りないかもしれませんね。実際、クリアした後の楽しみがなくなっちゃうのはやっぱりこの手のゲームの宿命なんでしょうか。売却を考えると、やっぱりパッケージ版の方がお得かも。付録が開封できないのも気になるところですし。ところで、橘あゆみの声が年齢とちょっと合わないと感じるのは私だけかな。そこが受け入れられるかどうかもプレイのカギになりそうですね。

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