君が望む永遠 ~Rumbling hearts~

ゲーム機プレイステーション2
発売日2003年5月1日
メーカープリンセスソフト
ジャンルアドベンチャー

切ない恋愛を描く感動の「多重恋愛アドベンチャー」がプレイステーション2で新たに展開。この作品では、無目的に日々を過ごしていた主人公、鳴海孝之が友人たちとの楽しい日常を送りながら、ゆっくりと恋に落ちていく様子が描かれます。友人の平慎二やクラスメイトの速瀬水月との関係を通じて、彼の心の成長が見られるのも魅力です。ある日、水月の紹介で出会った涼宮遙との交際が始まり、そのラブラブな様子に心が躍ります。しかし、恋の急展開やさまざまな騒動が巻き起こる中、恋人としての絆は深まっていくのです。 本作には多彩な魅力的キャラクターが登場し、プレイヤーを惹きつけます。PS2版では新規シナリオの追加により、ストーリーはさらにボリュームアップ。特別なオープニングムービーと新曲も収録され、より一層感動的な体験をお届けします。青春の甘酸っぱさとともに、心揺さぶるドラマを楽しんでください。

Amazonでの評判

レビュアー0

奥深いストーリー・色々な意味で現実味を持つキャラクター・そしてそれに見事に重なる声優・・心を震わすオープニング曲・・・・どれを取っても非常に完成度の高い作品であります。
2章構成で一章は明るい感じが目立ちますが2章では一転してシリアス度が増す感じです。友情・・から愛情へと・・変わる心境・・幸せいっぱいだったはずなのに・・無情にもそれを失う出来事・・時間の甘い罠
友として・・男として・・何よりも彼氏として自分は何が出来たのだろう・・男と女にこれって言う答えは存在しないのでしょうけどね・!!涙腺緩い方・感受性強い方は涙がとまらい事でしょう・・!人を愛するって言う事の意味をプレイする方は問われるのかも知れませんね!
最後になりましたがこの作品の製作に関わった全ての方に感謝の意を送りたい所存であります・・!万人の方にお勧めしたい作品です!

レビュアー1

この作品は感動できます。
ゲーム自体のボリュームがあるので、内容がすばらしい。
普通のギャルゲーとは一味違い、ただラブラブしているだけではない。
なんといっても、泣けます。
「登場人物のおりなす人間関係の深さ」そこに必然的に生まれるもの、そこがポイントでしょう。
PCではエロシーンがありましたが、PS2ではそれがない分、より一層内容が充実しているはずです。
純粋にストーリーを楽しむなら、PS2での買いがおすすめです。
これは個人的な意見ですが、栗林みな実さんの歌う主題歌の方も注目です。
CGよし、内容よし、主題歌もよし。付け加えて感動できる。
これは買いでしょう。

レビュアー2

PC版での世間の評判は並々ならぬものがあります。
それはこのゲームがただの「ギャルゲー」というジャンル内には納まらない何か、を持っている事の証拠だと思います。
このゲームは一種の泣きゲーというヤツですね。
かくいう私もこのゲームの魔力に魅せられて涙を流した一人です。
シナリオライターの描写力には全く感服します。
人間同士ならでは確執、そして時間の重さ。
主人公の苦悩は私達までもが悩まされる問題なのかもしれません。
サウンド面においても、このゲームの世界の中へ引き込まれるような、美しい曲と共にストーリーは進んでいきます。
主題歌にも心奮わされます。
おそらく、PS2版オリジナルの曲になると思いますので、そちらも楽しみにしています。
声優の名桊??!!も光ります。
全く不自然さを感じさせないキャラクター達のやり取りには、思わず笑みをこぼす事でしょう。
人間的に魅力的なキャラクターばかりというのもこのゲームの一つの魅力ですね。
命の尊さ、それをこの物語は教えてくれるのではないでしょうか。

レビュアー3

美少女ゲーム業界に大きな衝撃を与えた今作、君が望む永遠。
ギャルゲー関連に興味の無い方でも、タイトルだけは知っている方もいるのではないでしょうか?
それほど有名な作品でもあります。
最初に述べておきますが、この作品を甘く見ていると
とんでもない世界に巻き込まれます。
勿論、良い意味です。
恋愛、友情、思い出・・・
青春時代、誰もが経験した甘酸っぱい時間をリアルに表現しています。
この作品は二部構成で出来ていて
第一部は学生時代、第二部はその後を描いています。
内容を語ることは出来ませんが
まさかの展開に衝撃を受けたユーザーも多いでしょう。
第一部はキャラクター達の魅力を味わい、昔の自分と照らし合わせながら
楽しむのも良いかもしれません。
時!折、自分もこんなことがあったな〜とシンクロする部分もあると思います。
彼等の友情、絆の深さには心打たれます。
第二部からは物語の核に入ります。
どんな結末が待っているのかはあなた自身の目で確かめてみて下さい。
また、二部からは共に考え、苦しみ、悩み、そして苛立ちを感じるでしょう。
言葉では言い表せない、なんとも言えない歯がゆさが良い味を出しています。
人間の弱さ、優しさ、そして時間の残酷さ・・・
全てを乗り越えた時、きっとあなたの心に沸いた悲しみは優しさに生まれ変わることでしょう。
最後に、涙は必須です。
ゲームで泣いたことがない方にはお勧め致します。
また偏見を持たれている方も、一度やれば解ります。
いろんな意味で波紋を呼んだ作品ですが、この作!品が残したものは計り知れない・・・
共に様々な感情を味わうゲームです。

レビュアー4

かなり引き込まれてしまいました。
主人公がダメージを食らった時は画面が傾き暗転。泣きそうな時は画面がぼやけ…など演出面が凝っています。 今俺はどうしようもなく悲しいんだ!という場面も、文章+画面効果での表現でダイレクトに伝わり 結果かなり本気で主人公にシンクロしてしまい主人公の悩み、苦しみ、葛藤が痛いほど伝わり(主人公が風邪をひいた時に自分も同じ状態になったり)

遥の両親に、もう無理に病院に来なくていいよ的な事を言われた時の絶望感は例えようもなく、お先真っ暗感を味わいました。
だから美月に救いを求めたのか、と納得いく展開で三角関係に。
個人的に元気で明るい美月に惹かれていたのですが、病人放っとけない質で遥EDに。曲がとっても良かった

後半の美月との会話で「そこ、怒るトコでしょ」曖昧に答える主人公に「今のもいつもなら怒るトコだったよ」という鋭い指摘の部分があって、まるで本当に会話してるような感覚でした。
何気ない会話にも手を抜かない文章の良さに改めて気付かされた、かなり印象深いシーンでした。

実際に自分がこんな立場に陥ったら、どう選択したらいいのだろう…

レビュアー5

作品の世界観や出来事は、多少特殊な事例の為、感情移入しづらかったのですが、プレイを終えて、思い返してみると、そんなことはきにならないくらい、その強烈なメッセージに深く感動し考えさせられました。本作の最大のテーマは、「選択」そのものだと思いました。選択とは、何かを選び何かを切り捨てることが本質であると思います。初めから決まっているなら選択は生まれません。私たちは常に日常の中で必ず選び選択して生きています。この作品では、人生を左右する大切な誰かを選べば別の大切な誰かを切り捨てるという理不尽な選択を突然迫られます。苦しみと葛藤のその先に選ばれた者、故に選ばれなかった者が必ず決まり、さらに本質の描写は選ばれなかった者に向けられています。その悲しみ、絶望が見ていて苦しく、しかし他を選んだ以上何も出来ないという主人公のやるせなさと決意が選択の重さを深く深く感じさせてくれてとても切なくなりました。しかし、苦しくとも時間は進んでいきます。時間も選択も辛いことばかりじゃありません。時間がたちたくさんの選択をしていく上で主人公たちの強さが壊れた絆を幸せな方向へ、実った様が見て取れる最後は、人の強さ、優しさ、あたたかさを感じ、涙が溢れました。選択の本質のその先の、人の強さに、勇気をもらえた。そんなすばらしい作品です。

レビュアー6

PC版と比べると両者は同じストーリーなのに18禁制限というところに違いがあります。もちろん細部を比べればほかにも違いは多数あるでしょうが、最大の違いはここにあります。
正直、PC版をプレーしたときに18禁表現のシーンはなくてもいいと思ったくらいにストーリーは完成度が高いものでした。つまり18禁表現のシーンを飛ばしても(そうなるとゲームの趣旨は変わってしまうのかもしれませんが)十分に楽しめたのです。むしろストーリーを楽しむのならこういったシーンは無い方が良いと思いました。で、出たのがこのPS2版の君が望む永遠です。思ったとおりストーリーが満喫できましたので、単純に感動したい人はこちらのほうが良いかもしれませんね。
社会人になりたての人などは学生生活の延長上に成り立つストーリーに痛いほど共感できるんではないでしょうか。そういった点ではダメダメ主人公もピッタシ役にはまっていると考えることができます。

レビュアー7

青春時代になんらかの「傷」を持つ男性なら、感情移入せずにはおれないシナリオを持つ異色の快作。
「究極の二者択一」をプレイヤーに迫り、大いに悩んでもらおう、というのが本作の真意なのはありありなのだが、しかしそれだけで済まされなくなるレベルまで昇華しているのが最大の特色。「トコトン考えさせ、トコトン悲しませ、トコトン悩ませ、そして最後に大いなる後味の悪さを残す」という意味では、映画「タイタニック」にも共通するものがある。しかし「タイタニック」との最大の違いは、その拘束時間の長さだ。映画なら数時間で解放されるが、本作は、プレイ時間が長くなるほどバックグランドの情感が抜けにくくなり、ついには実生活上の精神状態にも影響を及ぼす。多かれ少なかれ、誰でも軽度の鬱状態を経験するはず。
実際、この選択はどのエンディングを取ってみても「理想的に解決される」ということが絶対にあり得ないわけで、その意味ではどのエンディングも大いに後味の悪さを残す。しかしこの後味の悪さこそが本作の味、そして青春の味だ、と解釈できなくもないわけで、しかしそれならば理不尽さはそのまま理不尽に捨て置くべきだったろう。無理に破綻なくまとめようと努力すべきではなかった。
さらに一つ納得できなかったのは、私は「究極の泣きゲー」との前評判から、青年時代に戻って怒号したいがために実にマジメに、真摯にプレイした。しかしその結果、私がたどり着いたエンディングは、実にクレイジーで投げやりなバッドエンディングであった。他の部分の丁寧な心理描写からは考えもつかない酷いエンディングで、「これが数十時間を費やして真摯にプレイした見返りなのか?!」とのショックは隠せなかった。むろん、すべてのプレイヤーに同じ「豪華な泣きエンディング」が用意される必要はないし、これが2回目以降のリトライであれば私も不満は言うまい。しかし、本当に私の実存を賭けてプレイし、すべての台詞を割愛することなく丁寧に読み、声優陣の渾身の演技を真摯に受け止め、すなわち私は身も心も誠実な青年になり切ったつもりだった。その挙げ句のこの仕打ち。これは、入り込みすぎていただけに、実生活で受けるショック並の衝撃であった。システムに欠陥はなかったか?それともヤッパリ私がおかしいのか?!
しかし、私はだからといってこの作品の評価を下げるつもりはない。こんな気分になったのは、遠い昔ゲーテの「若きヴェルテルの悩み」を読んだとき以来で、それは遠く過ぎ去った私の青春時代の、もう絶対に得られない郷愁だからだ。

レビュアー8

この作品では『時間の過酷さ』と『人の優しさ』と言う二つ事について考えさせられました。『時間の過酷さ』と言う面では、時間というものは時に残酷なまでの現実を人に見せます、反面その傷を癒すのもまた時間なのです。時間というものの「残酷さ」と「優しさ」をこの作品では見事に表現していますね。『人の本当の優しさ』と言う面では、人は万能ではない、ゆえに例え相手に誰を選ぶもただ一人…。「本当の優しさ」とは目先のほんの一時の優しさではなく、もっと深く長く相手の事を考え、時には自分を傷つけ他人を傷つけてでも心を鬼にして突き放し、その人が本当の幸せを見つけられるように新しい道へと導いてやるのも「本当の優しさ」の一つなのである、このような事を深く考えさせられる内容になってます。精神的にとてつもなく重く、心が痛くなる内容ですが、やった人は必ず最後に感動を味わえるでしょう。絶対オススメな作品です。

レビュアー9

元は性描写のある18禁ゲームでしたが、シナリオの秀逸さで話題になり一般ハードにも次々と移植された成功作品。
大人しい遥と活発な水月の2大ヒロインと主人公の3角関係も、主人公が遥と付き合い始めたことで上手くいくかと思われた。
が、それが暗転する事件が起きる。

このゲームの真のあるべき話の結末は、やはり「水月トゥルーエンド」だと思う。
確かに主人公と遥は高校時代に愛し合い付き合っていた。
が、遥は事故に遭い意識不明の重態になり、そのまま目を覚まさない状態で時だけが流れた。
遥の時間は止まってしまったが、その他の人間の時間は変わらず動いており、遥と主人公・水月の間には決定的な時間の溝が生まれてしまう。

所謂「浦島太郎」状態の遥とは結ばれず、その間も主人公を支え続けた水月を伴侶としていくという物語こそが
この作品が真にユーザーに伝えたいことを示唆している。
それは「時の流れ」の残酷さであり、「永遠に続く想い」など実はないのだという悲しい事実。
だからこそ「単なるハッピーエンド」な物語とは一線を画して今も多くのユーザーに傑作として語り継がれているのである。

ただ全体を通して主人公のヘタレぶりにはイラツク可能性高し。
物語によっては水月や遥だけでなく、遥の妹の茜とも関係を持ちいずれをも「妊娠させる」可能性があるほどフラフラと女に流れます。
「積極的に運命を切り開いていくタイプ」ではないです。主人公。

しかし、過酷な現実を突きつけられたら多くの人はこうなるのがむしろ真実なのかも。

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