カタハネ ―An' call Belle―

ゲーム機プレイステーション ヴィータ(PS Vita)
発売日2018年1月25日
メーカープロトタイプ
ジャンルアドベンチャー

明るく希望に満ちた現代の「シロハネ編」と、過去の悲劇を描く「クロハネ編」の2つの物語を通じて、プレイヤーは深い感情体験を楽しむことができるアドベンチャーゲームです。元々は2007年にPC向けにリリースされた作品で、2016年にはリマスター版として復活。その移植版では新たにオリジナルストーリーが追加され、より一層豊かな物語が描かれています。

ゲーム内では、視点となるキャラクターが次々と切り替わる群像劇形式を採用。プレイヤーは「A.C.V(Another chara view)」機能を利用して、シーンごとの視点を自由に選択し、物語の展開に影響を与えます。これにより、各キャラクターの背景や感情に触れながら、それぞれの視点からのストーリーを深く体験することが可能です。美しいグラフィックと感動的な音楽が織りなすこの作品は、心に残る記憶と共感を呼び起こし、プレイヤーを魅了します。あなたもこの特別な物語の世界に足を踏み入れてみませんか?

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感想/コメント

レビュアー0

元々PCでリリースされていたエロゲーが、10周年を機にPS Vitaに移植されたらしい。正直、あまり期待はしていなかったんだけど、シナリオが想像以上に素晴らしく、気がつけば夢中になって読んでしまっていた。確かにエロゲーだから百合要素が強いけど、それを理由に敬遠するのはもったいないとなるほどに感じた。物語全体が持つ深い感情に触れることで、思わず心を動かされる瞬間があった。特に、キャラクターたちの繊細な描写が印象に残った。私も少し心が凹んでいることが多いけど、この作品にはそれを忘れさせてくれる何かがある。こういうゲームがもっと知られたらいいのにと思う。

レビュアー1

本作「カタハネ ―An' call Belle―」は、非常に高い完成度を誇るゲームであると感じました。ストーリー、キャラクター、世界観など、各要素がしっかりと練り込まれており、遊ぶごとにその魅力に引き込まれていきます。原作であるPC版は未プレイですが、当時の高評価を受けているだけあって、期待を裏切らない出来になっています。PS Vitaへの移植にあたっては、新しいシナリオや描き下ろしのビジュアル、壁紙、ボイスコレクションが追加されており、システム面でも利便性が向上しています。ゲームの進行がスムーズで、ストレスなく物語に没頭できるのも嬉しいポイントです。

ゲームには、10年の時を経て改めて描かれる「優しさの物語」としてのテーマがしっかりと根付いていて、現代的な「シロハネ編」と過去の悲劇を描いた「クロハネ編」が互いにリズムを刻みながらプレイヤーを感動へ導きます。キャラクターたちの心の葛藤や成長を通じて、深いメッセージが伝わってくるのが印象的です。この作品はただの恋愛アドベンチャーではなく、心を揺さぶる感動的な体験を提供してくれます。プレイし終えた後には、きっと余韻に浸ってしまうことでしょう。

レビュアー2

最近、ノベルタイプのアドベンチャーゲームを楽しむ機会がありました。このゲーム、実はギャルゲーとは一線を画していて、恋愛要素は少なめですが、その分ストーリーに没頭できるのが魅力です。キャラクターイラストは水彩風で、万人受けしやすい雰囲気が漂っていて、世界観と見事に調和しています。

特筆すべきは、主人公視点が明確ではなく、様々なキャラクターの視点から物語を楽しむ形式です。そのため、同じ出来事を異なる視点で見ることで感じ方が変わり、まるで現実を体験しているかのような没入感があります。現代と過去を行き来するストーリーは非常に練り込まれており、時代ごとに異なるキャラクターが登場し、それぞれの立場から描かれる物語が奥深さを増しています。

全体的に、複雑さはありますが、しっかりとしたストーリーが展開されていて、挑戦的な要素がふんだんに盛り込まれている点が新鮮でした。プレイする人を選ぶかもしれませんが、ぜひ一度体験してほしい作品です。これはまさに、ゲームの新たな楽しみ方を提供してくれる魅力的な冒険だと思います。

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