| ゲーム機 | プレイステーション4 |
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| 発売日 | 2019年9月19日 |
| メーカー | スパイク・チュンソフト |
| ジャンル | アドベンチャー |
暗い雨の夜、廃墟となった遊園地のメリーゴーランドで発見された女性の遺体。彼女の顔から失われた左目が示すのは、一体どんな真実なのか?プレイヤーは刑事・伊達となり、夢と現実を行き来しながら事件の核心に迫ります。ゲームはインタラクティブなアドベンチャーとして展開し、プレイヤーは選択肢を通じて物語を進行。独自の“ソムニウム”システムでは、夢の中での探索やパズル解決が求められ、作品の深いストーリーを体感できます。記憶を失った過去と衝撃の真相が交錯する中、濃厚なキャラクターたちとの会話や交流がプレイヤーを引き込み、感情的な葛藤やサスペンスが繰り広げられます。緻密に描かれたビジュアルと音響が、没入感をさらに高め、本作ならではのドラマティックな体験を提供します。あなたは果たして、すべての謎を解き明かすことができるでしょうか?
操作性については、全体的には悪くないと思いますが、自動送りとアイテム選択が同じボタンなため、時々自動送りが解除されてしまうのが面倒です。グラフィックに関しては、特別に実写のようなリアルさはないものの、きれいで観やすい印象を受けました。サウンドも特に気になる点はなく、しっかりとした作りです。ただ、序盤はかなり退屈で、調べられる箇所が多すぎて逆にストレスになりました。何もないところを探すのは正直うんざりするところです。繰り返しプレイはしないタイプのゲームなので継続性には触れませんが、序盤のテンポが悪いのは気になりました。しかし、そこを乗り越えるとスムーズに進んでいくので、全体的にはきちんとまとまっていると思います。物語は予想通りな部分もありましたが、きちんとした辻褄があり、気になるところはなかったです。最近のアドベンチャーゲームは少なくなっている中で、これは評価できますね。見た目は異なるものの、「ダンガンロンパ」が好きな人には向いているかもしれません。ただ、下ネタが多くて笑える内容ではないので、そこは注意が必要です。
体験版やってから購入したけど、正直言って手放しでオススメできるわけじゃねえな。ミステリーとアドベンチャーが好きな自分には合ってたけど、全体的に微妙なところがいくつかある。まずシナリオは丁寧に作られてて、伏線も全回収されて大団円になるのは良かった。ただ、探偵パートがめっちゃ薄い。夢の中にダイブすることがメインだからか、現実世界での情報収集が雑すぎて、調べても「それってことだ」って返答ばかりでつまんねえ。相棒のリアクションも本当に薄くて、期待してたミステリーのワクワク感が半減する。
シリアスな展開の中に入る悪ふざけも多いけど、猟奇殺人犯を追ってるのにエロ本見つけてはしゃぐ主人公には笑っちまう。制作側、感覚ずれてるだろ。夢の中に入って捜査するから理不尽さも付きまとって、正解が納得できない選択肢が多すぎ。パズル的要素が強くて、総当たりする羽目になるのに時間制限があるから、ストレスが溜まる。
事件の真相にたどり着くまでの道のりが長すぎるのもマイナスポイント。全ルート終わらせないと先に進めないのが面倒くさいし、癖の強いソムニウムパートに時間を取られちまう。真相に迫るのではなく、ただ深層心理に入るだけじゃ意味がないよな。ミステリーが好きな俺からしたら、リアリティが無いと面白くない。ギャグ要素とか主人公の設定が強すぎて、萎えさせられる部分が多かった。DL版が千円切った時は、お得感あるかもしれんけど、それでもオススメはしにくいな。
『AI:ソムニウム ファイル』は、東京を舞台にした非常に興味深いアドベンチャーゲームです。プレイヤーは警視庁の特殊班に所属する刑事として、相棒のAIと共に連続猟奇殺人事件の謎を追います。現代を背景にしつつも、さまざまな架空の科学技術が登場するため、近未来的な雰囲気が漂っています。この独特な要素がストーリーに大きく関わってくるので、純粋な推理ものを求める方には好みが分かれるかもしれません。
ストーリーは行動によって分岐し、同じ事件を異なる視点から観察することで、徐々に謎が解けていく仕組みです。各ルートを進むにつれ、最初は不明瞭だった点が最後には腑に落ちるように繋がっていくのは、非常に巧妙で楽しませてもらいました。ただ、ゲームには二つのパートがあり、捜査パートは一般的な推理の要素が見られるのに対し、ソムニウムパートは相手の夢に入り込んで謎を追う独自のシステムです。個人的にはこのソムニウムパートが少しクセがあり、夢の世界特有の奇妙な現象に加え、時間制限がストレスの原因になりました。
夢の中での行動が不条理なことが多くて、ストーリーが気になる時に何度も同じパートをやり直す必要が出てくると、さすがにイライラしてしまいました。時間制限は無くても良かったのではと思う部分もあり、もしあるならばもう少し余裕のある設定が望ましかったです。また、全体のプレイ時間が20〜23時間と聞いて、もう少しボリュームがあってもいいかなと思いつつ、サクッと楽しみたい方にはちょうど良いのかもしれません。ギャグが入り混じるのも作風なのですが、時折シリアスな雰囲気とのバランスが難しく感じることもありました。全体としては面白く、しっかりとしたストーリーが魅力的ですので、万人に勧めるのは難しいながらも、一度体験してみる価値は十分にあると感じました。