| ゲーム機 | プレイステーション4 |
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| 発売日 | 2021年8月26日 |
| メーカー | エンターグラム |
| ジャンル | アドベンチャー |
主人公、遠野遊は風見学園の二年生として、青春をあらゆるものに捧げる超リアリストな少年です。彼の毎日は学業とバイトに追われ、思春期の真っただ中にもかかわらず、その大切な時間を充分に楽しめていません。そんな彼を見かねた幼馴染みの響と、クラスメイトの理々は、彼に「アクティ部」と「ネガティ部」という異なる部活動へと誘います。「アクティ部」は楽しく過ごすことを重んじ、賑やかな活動を楽しむ女子の集まり。一方で、「ネガティ部」は社会貢献を目指し、真面目にボランティア活動に励む女子たちのグループです。果たして、遊は彼女たちの影響を受けて、自分にとっての本当の青春を見つけることができるのか? さまざまな個性豊かなキャラクターたちとの交流を通じて、心温まる青春物語が展開されます。友情や成長、そして心の葛藤が織りなすストーリーをぜひ体験してください。
この作品は、ライトなギャルゲーというより、攻略対象のヒロインが多くしっかりとしたデザインが施された一般的なギャルゲーといった印象を受けました。エンターグラムというメーカーの安心感のある操作性やシステム周りの緻密さは、ストレスを感じさせないものとして評価できます。キャラクターデザインは、現代的でありながらもどこか懐かしいレトロ感を醸し出しており、個人的には非常に好印象です。学園を舞台にした作品として、その絵柄はまさに適切だと感じました。特に制服のデザインにはうんざりすることなく、ゲームらしい魅力があると思いました。
ストーリー展開についても、キャラクター同士の掛け合いが充実していて、意外性のある展開も見られ、後半になるにつれて引き込まれていきました。ただ、定番の学園物ということで、どこかで見たような気がする場面があったのも事実です。この手の王道系には、どうしてもデジャブ感が付きまといますが、もし何か特別な要素があればより作品に個性が出たのではないかと考えます。それでも、ヒロインの数に関しては申し分なく、十分に楽しむことができました。ライトギャルゲーとは異なる手軽さがあり、全体的に完成度が高い作品だと思います。