古書店街の橋姫 々(のま)

ゲーム機ニンテンドースイッチ
発売日2021年12月16日
メーカーDRAMATICCREATE
ジャンルアドベンチャー

何が現実で、何が幻覚なのか。「古書店街の橋姫 々」は、ポップオカルトな大正BLミステリーとして、プレイヤーを魅惑の物語へと誘います。舞台は大正時代の東京・神保町。主人公は親友の死を受け、3日間がループする謎の現象に巻き込まれながら、死の真相を解明するために奮闘します。史実とフィクションが巧みに融合したこのゲームでは、個性的なキャラクターたちとの出会いや、深いドラマが描かれ、プレイヤーの心を掴んで離しません。Switch版では、オリジナルの追加要素が盛り込まれており、さらに多彩な展開が楽しめます。また、本作には2018年に発売されたPS Vita版の内容も含まれており、シリーズファンにも新たな発見が待っています。幻覚の中で真実を探求し、感動的なストーリーを体験してください。

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感想/コメント

レビュアー0

『古書店街の橋姫 々』は、非常にユニークな体験を提供してくれる作品です。操作性については、特に快適でストレスを感じることなくプレイできました。早送り機能がスムーズで、ジャンプも可能なため、テンポよく物語に没頭することができます。グラフィックに関しても非常に高評価です。シリアスなものからポップなもの、さらには独自のスタイルを持ったスチルまで、多彩な画風が魅力的で、特に大正時代を意識させる背景が見事に表現されています。

サウンド面においても、主人公自身にボイスがあり、主要キャラクターの声も適切に設定されています。BGMやオープニングの歌も印象的で、全体として高いクオリティが感じられました。熱中度が高い一方で、前半は少しダレる部分もありましたが、ストーリーが進むにつれて引き込まれる展開が見られ、最後には伏線がしっかりと回収されるのが嬉しかったです。

キャラクターごとのエンディングは1つですが、それぞれのストーリーがしっかりと作り込まれているため、ボリュームは十分に感じられます。また、読み進めるタイプの作品で、選択肢が少ないため、じっくりとプレイに向き合う時間があればクリアできる難易度設定です。文学的要素を楽しみながら、幻想的で謎めいたストーリーに魅了される方には特におすすめな作品です。

ただし、18禁要素がカットされているため、恋愛面が期待されると物足りなさを感じるかもしれませんが、友人を救うために主人公が奮闘する姿は、BLが苦手な方でも十分楽しめる内容だと思います。この作品は、ゲームというよりは小説に近い体験を提供するため、長文に慣れている方にこそ試してほしい一作です。

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