| ゲーム機 | プレイステーション4 |
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| 発売日 | 2021年7月8日 |
| メーカー | NAパブリッシング |
| ジャンル | ホラー |
サイバーパンクホラーの最高峰『Observer: System Redux』では、プレイヤーはダニエル・ラザルスキとして、謎に満ちた未来の世界で人々の記憶に侵入し、真実を暴き出します。数々の賞を受賞した前作を元に、次世代機向けに美しく再構築されたビジュアルと、追加されたストーリーが魅力です。映画『ブレードランナー』に出演したルートガー・ハウアーの最後の出演作であり、彼へのオマージュも込められています。完全日本語吹替版が用意され、主人公の声を浪川大輔が務めています。さらに、PlayStation5版への無償アップグレードも対応しており、より快適にこのダークで魅力的な世界を体験できます。プレイヤーは、人の記憶の深淵へと踏み込み、恐るべき存在と向き合うことで、幾重にも重なる真実を解き明かしていくことになります。このゲームで描かれるサイバーパンクの世界観に浸りながら、心理的な恐怖を体感してください。
Observer: System Reduxをプレイしてみた感想ですが、全体的にサイバーパンクの世界観がしっかりと作り込まれていて、とても引き込まれました。このゲームは他人の記憶を探索しながら事件の真相に迫るというユニークな設定で、ファーストパーソン視点での探索が新鮮です。ただ、移動と物の調査に関しては、調べられないオブジェクトが多いせいで、ちょっともどかしさを感じる場面もありました。ビジョンを切り替えながら進める中で、いかにサイバーパンクな要素に溶け込むかが鍵なんだと思います。
グラフィックはかなりリアルで、それが逆に薄気味悪さを生む部分もありましたが、これはこのゲームの雰囲気に合っていて、良い演出だとも感じます。ただ、日本語のフォントがいまいちで、時々不自然な漢字が見えるのが気になりました。字幕の配置も改善の余地がありそうです。また、マシンパワーをガリガリ使っている感じがして、本体の音が気になったのは少し心配でした。3D酔いしやすい私としては、そこも注意が必要です。
全体として、90年代のアドベンチャーゲームを3Dで再現したような印象で、じっくり挑むタイプのゲームが好きな人にはピッタリだと思います。自分も、もう少しプレイしてストーリーを深めていきたいですね。
この価格が著しく下がっていたので、思わず手を出してしまいました。老刑事が精神世界と現実の狭間を行き来しながら事件を解決していくという設定には興味を引かれますが、実際のところは少々レトロな印象を受けました。最新のゲームではあるものの、内容は着実に探索を重ねて真相に迫るスタイルで、派手さは皆無です。好みが分かれるでしょうし、地道な作業が苦手な方には向かないかもしれません。
洋ゲー特有の酔いやすさや、演出の過剰さも気にかかりました。暗い場所が多いのはホラー感を出そうとしているのかもしれませんが、視認性の悪さが目立つだけでした。さらに、場所によっては文字が小さくて読みにくいのも残念でした。
とはいえ、全体的な印象としては満足しています。洋ゲーにしては難易度が高くないと感じ、理不尽に思う場面も少なかったです。精神世界のシステムは必須ではなかったように思いますが、丁寧に探索を行えばクリアできるバランスは評価できます。ストーリーも興味深く、安く購入できたので、結果として十分に楽しめました。刑事の仕事はこういう地道な過程があるべきだと再認識させられました。