| ゲーム機 | ニンテンドースイッチ |
|---|---|
| 発売日 | 2021年5月27日 |
| メーカー | アイディアファクトリー |
| ジャンル | アドベンチャー |
代り映えしない学園生活を送っていた主人公は、ある夜、寮を抜け出しとある事件に遭遇します。それがきっかけで、彼女は正義の味方として新たな人生を歩むことに決めます。本作は女性向けのアドベンチャーゲームで、スリリングなストーリーとキャラクター同士の感情が絡み合う濃密なシナリオが魅力です。「愛キャッチ」システムを利用することで、プレイヤーはキャラクターとの好感度を上げ、物語を深く楽しむことができます。また、「フローチャート」機能により、シナリオの進行状況を簡単に確認でき、既に解放したシナリオへのアクセスもスムーズです。主人公である高遠トキオは、高等部2年Cクラスの17歳。変身後は「Blooms」の一員となり、固有能力「催眠」を駆使して様々な困難に立ち向かいます。緊迫感あふれるストーリー展開と魅力的なキャラクターたちが織り成す、感動的な物語をぜひ体験してください。
人類がコロニーで閉じ込められているという設定にはちょっと驚かされました。それ自体は面白そうですが、正義の味方としてキャラクターを操作していくというのは、私にはあまり馴染みのない展開です。特殊能力を持った女の子たちが戦隊モノのように戦うところは、時代によって趣向が変わったのかと思うと、少し戸惑いもあります。さらに、仲間たちが実は男の子というのは、なんとも意外な展開ですね。公式サイトでのネタバレについても言及されていましたが、せっかく初心者なりにゲームを楽しみにしているのに、事前に見ない方がいいとは、少し心配になってしまいました。
ルート選択が「正義」と「悪」両方用意されているのは、面白いアイデアだと思いますけど、突飛な設定が多すぎて、正直整合性については考え込みたくなります。私の頭では追いつくのかしらと不安になりますね。フローチャート機能はありがたいと思いましたが、これを駆使してもすべてのストーリーを網羅するのには時間がかかりそうです。選択肢の影響が目に見えやすいというのは、初心者にはとても助かる要素だと思います。
とはいえ、設定があまりにも突飛すぎて恋愛要素に浸る余裕があるのか、疑問が残ります。しかし、これまでの恋愛ゲームに飽き足らないプレイヤーには、なかなかの楽しみがあるのかもしれません。私のような初心者には、少々ハードルが高いですが、挑戦してみる価値はあるかもしれませんね。
操作性の方は特に不満を感じることはなかった。早送りの速度が速めで、シーンジャンプもあるため、周回プレイではかなり快適だった。ただ、グラフィックに関しては、イラストは全体的に美しいが、立ち絵の表情の種類がもう少し多ければ、セリフとのシンクロがもっと良くなったかもしれないと感じた。サウンド面では主人公以外はフルボイスだが、声優陣にあまり馴染みがない人も含まれていた。しかし、特に違和感を覚えることはなかった。ただ、男性キャラの声優が少なく、女性の声が圧倒的に多いので、そういうのに期待している人には少し物足りなく感じる部分があるかもしれない。
熱中度に関しては、美少女戦隊的な設定が少し微妙だと感じた。正直、この設定がこの作品に必要かどうか疑問に思うことが多かったし、男女逆転のアプローチにした方が、もっと明るいラブコメ要素が引き立ちそうだったと思う。この点はプレイヤーの好みによるだろうけど、もう少し深く掘り下げてもよかった気がする。攻略人数が多く、全クリには周回が必須だけれども、シーンジャンプやフローチャートがよくできているため、サクッと攻略できるのは良かった。全体的にストーリーは予想以上に壮大で、恋愛要素があまり深く感じられなかったのが残念だ。エンディングも希望を持たせるものではあるが、完全にハッピーエンドとは言えないので、もう少し一人一人の物語に焦点を当てて深みを持たせてほしかった。