月姫 -A piece of blue glass moon-

ゲーム機プレイステーション4
発売日2021年8月26日
メーカーアニプレックス
ジャンルアドベンチャー

奈須きのこ・TYPE-MOONによる伝奇ビジュアルノベルの新たな形『月姫 -A piece of blue glass moon-』が、待望のリメイクとして登場。オリジナルシリーズから20年以上の時を経て、さらに深みを増した物語が展開されます。主人公・遠野志貴は、特異な能力「死の線」を持っており、彼の視界にはさまざまな真実が映し出されます。この能力が引き起こす運命的な出会いと別れは、プレイヤーを引き込み、心を揺さぶるミステリーの要素を加えています。ビジュアルは魅力的に進化し、当時の雰囲気を保ちながらも新たなアートスタイルで表現。サウンドも一新され、印象的な音楽が物語の感情をより一層引き立てます。複雑に絡み合うキャラクターたちのドラマやサスペンスを体感し、再び月の光のもとに集まったシニカルな世界観に没入してください。『月姫 -A piece of blue glass moon-』は、かつてのファンはもちろん、初めて触れるプレイヤーにも新たな感動を提供します。

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感想/コメント

レビュアー0

プレイステーション4での「月姫 -A piece of blue glass moon-」を楽しんだ感想をお話ししたいと思います。実は、元々21歳の時にプレイしていたんですが、42歳になってこのリメイクを手に入れた時はなんとも感慨深いものがありました。なんといっても、グラフィックの進化には驚かされますね。昔の同人ゲーム時代からここまで進化するなんて、時の流れを実感します。

ただ、いくつか気になる点もありました。フルプライスのゲームとしては、月姫だけでなく「あわよくば歌月十夜」も収録されていればと思いましたが、残念ながら月姫の一部として扱われているのが少し惜しい気がします。また、時代設定が変わっているせいで、どこか陰鬱な空気感が変わってしまった点も気になりました。昔の1999年の設定を思い起こすと、特にそれが顕著に感じられます。

他のリメイクでも、元々の作品の持つ空気感が薄れてしまうことがよくありますよね。例えば、「シュタインズゲート」での電話レンジが4Gや5Gのスマホに変わったときの違和感。それと似たような印象を受けました。昔の恋愛ドラマにおけるすれ違いを、スマホやLINEが当たり前の世界観で描くと、その行動にリアリティが薄れてしまうようなものですね。

この作品、グラフィックやシステムが刷新されたのは嬉しいですが、やはり原作が持つ独特の空気感を大切にしてほしいなと感じてしまいました。それでも、全体としては非常に楽しませてもらいましたよ!

レビュアー1

原作の同人誌には詳しくないものの、漫画版を少し読んだこともあって、ようやく家庭用ゲーム機でプレイできることに期待していました。新キャラクターの追加や、グラフィックの美麗さ、ボイスの実装、楽曲の充実など、明らかに進化している点が多くあります。しかし、非常に残念なのは分割商法を採用していることです。本作だけでは物語を全容理解することができず、もう一つの作品を別途購入しなければならないのは、もはや悪しきトレンドだと思います。物語が完結していないのは、ファンにとって大いに不満でしょう。また、このゲームは成人向けとなっているため、非常に過激なシーンが多いのも注意が必要です。全体的には期待していたものの、商業面での配慮のなさが目立ち、もう少しプレイヤーへの配慮が欲しかったところです。

レビュアー2

月姫 -A piece of blue glass moon-について、操作性は実に素晴らしいという印象を持ちました。特に同人版と比べて、その進化を実感することができ、フローチャートの追加も好印象です。グラフィックに関しては、ただ単に綺麗というだけではなく、画面効果の多彩さがある点が嬉しいですし、立ち絵の種類も豊富で、視覚的に楽しませてくれます。ボイスはフルボイス仕様で、特に登場キャラクターごとにボイスのON/OFFが可能なのは便利ですね。ただ、琥珀さんの声に関しては個人的にはもう少し明るい感じが良かった気もします。サウンド面では、MOVIEの歌はそこそこ良かったですが、BGMにはまだ心を打つ曲に出会っていないのが残念です。シナリオにおいても、大まかな流れは同じながら、細部にわたって新たな手が加わっている印象を受けます。熱中度については、Fate/stay nightのファンであればスムーズに受け入れられると思いますが、同人版との違いが気になる場面もありました。遊び続ける楽しさについては確信を持っていますし、ゲームバランスも「おしえてシエル先生」がいるおかげで安心感があります。そして、同人の月姫の思い出が強い私にとって、この作品は期待を裏切らない仕上がりです。PS4で特にプレイしていくゲームとして定着しそうです。ただし、CERO Z指定で流血表現があるため、そういった表現が苦手な方にはあまりお勧めできないかもしれません。

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