| ゲーム機 | ニンテンドースイッチ |
|---|---|
| 発売日 | 2021年4月22日 |
| メーカー | アイディアファクトリー |
| ジャンル | アドベンチャー |
「時計仕掛けのアポカリプス」は、繰り返される時間の中で少女「ラチア」が小さな幸せを求めて奮闘する女性向け恋愛アドベンチャーゲームです。物語は「バッドエンド」からスタートし、プレイヤーは重要な選択肢に直面します。選択肢の先には、青い薔薇が主人公を導く道がある一方、破滅へと至る選択を選ぶと青い薔薇は枯れ、灰色の未来に向かって進んでしまいます。ゲームの基本視点はラチアですが、時折物語の視点が彼女から「ユナカ」へと移行し、さまざまな角度から物語の深淵を探求していきます。果たしてラチアは運命を変えることができるのか、そして本当の幸せを見つけることができるのか。選択の数だけ物語は変わり、プレイヤーは未知なる結末を体験します。多様なエンディングが用意されており、何度でも楽しむことができる作品です。
「時計仕掛けのアポカリプス」をプレイしてみましたが、全体的に良い要素はあるものの、操作性には一歩及ばないという印象を受けました。ジャンプ機能がないのはやはり不便で、ストーリーを進める上でのフローチャートも、自分が今どの位置にいるのか把握しづらかったです。赤字が出てくるときに辞書を直接開けないのも、せっかくの内容がスムーズに楽しめない原因だと思いました。グラフィックに関しては、スチルや立ち絵は美しいものが多いものの、主人公の手書きの日記に合わせたフォントは少し読みづらく感じました。声優の歌で始まるOPやEDはお気に入りでしたが、ボイスがあったりなかったりすることでちょっとした違和感もありました。ミステリー要素が強めで、不幸な事件が続く展開は好みでしたが、恋愛要素は薄いように思いました。
ストーリーを完全に理解するためには周回必須とのことでしたが、ジャンプ機能が欲しいところです。エンディングを埋めるのはフローチャートのおかげでそこまで難しくはなかったのですが、キャラクターごとの結末が偏っている感じがして、決して全員が幸せになれるわけではないのが気になりました。タイムループものの設定は面白いと思った反面、情報が多くて混乱する部分もあったので、もっとシンプルにまとめても良かったのではないかなと思います。全体的にシリアスな雰囲気なので、バッドエンドやデッドエンドが気になる方は少し考慮した方がいいかもしれません。私の個人的な感想としては、考察が好きな方には向いている作品かもしれませんが、そうでない場合は少し厳しいかもしれませんね。