| ゲーム機 | プレイステーション4 |
|---|---|
| 発売日 | 2020年11月11日 |
| メーカー | スクウェア・エニックス |
| ジャンル | アクション / リズム |
リズムアクションゲームとして新たな楽しみを提供する本作では、プレイアブルキャラクターとして「キングダムハーツ」シリーズに登場する魔法使いや戦士たちが多数参戦します。収録楽曲は140曲以上と豊富で、シリーズの名曲に加え、ディズニーの人気楽曲も楽しむことができます。プレイヤーはリズムに合わせてボタンを押し、華麗なコンボを決めながら音楽の世界に没入していきます。ゲームにはオンライン対戦を含む4つのプレイモードが用意されており、友人やプレイヤーと一緒に楽しめます。また、ディズニーのキャラクターたちがゲストメンバーとして参戦し、プレイヤーをサポートします。多彩なキャラクターとリズムの楽しさを味わい、心躍る冒険に出かけましょう。
「キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー」は、私のような40代のヘビーゲーマーには少し物足りなさが残ります。リズムアクションの形式は、『シアトリズムファイナルファンタジー』や『シアトリズムドラゴンクエスト』を彷彿とさせるものですが、アクションRPGとしてのキングダムハーツの特性が活かされているとは言い難い。操作方法自体はチュートリアルで慣れていけるものの、根本的に音楽に対する愛着がないと感情移入するのが難しいのが実情です。楽曲が140以上収録されているにも関わらず、原作をプレイした記憶があまりない私にとっては、音楽が心に染み込んでいないため、どうにもテンションが上がらない。ワールドトリップを進める楽しさを感じられず、ただ過ぎ去る映像に戸惑いを覚える日々。結局、このゲームは『キングダムハーツ』シリーズをある程度プレイして、楽曲に思い入れがある人向けのものだと思います。ただのnostalgia baitに終わってしまったのは残念ですね。せめて、新しい要素があればもっと楽しめたのかもしれないと考えると、少し物悲しい気持ちになります。
操作性に関しては、攻撃や魔法を直感的に操作できる点はなかなか良いと思いましたが、個人的にはそれ以上の新しい感触は感じられませんでした。グラフィックは、過去作の使い回しが目立ちますが、正直嫌いではないので、気にはなりませんでした。ただ、音楽だけは素晴らしく、シリーズの楽曲の数々には心を打たれました。全曲をプレイしたいという気持ちになるほどの熱量は正直なところ感じられず、140曲以上も収録されているものの、すべてを一つずつ解放していくのにやる気が続くかどうかは疑問です。ゲームバランスについては、ノーマルとプラウドの差があまりにも激しいと感じ、調整が必要だと思います。結局、キングダムハーツシリーズに心から愛着を持っている人向けのタイトルといった印象で、そこまでのファンでなければ無理して購入する必要はないのではと思いました。