明治活劇 ハイカラ流星組 -成敗しませう、世直し稼業-

「明治活劇 ハイカラ流星組 -成敗しませう、世直し稼業-」をプレイして、本当にワクワクしました！ストーリーが深くて、主人公が父の無念を晴らすために仲間たちと共に立ち上がる姿に感情移入しちゃう。仲間たちとの関係もすごく魅力的で、恋愛要素が加わることでゲームの世界にどんどん引き込まれますよね。

限定版の外箱が特に素敵で、主人公やターゲットキャラクターたちが「ハイカラ流星組」として描かれているのが印象的！見た目も和風で、まるでアート作品みたい。中身の特典小冊子も面白くて、ターゲットキャラクターの松原銀之助が執筆した小説が読めるのは嬉しいです。ゲームのストーリーがさらに深く理解できるし、28ページもあるのに、あっという間に読んじゃいました！

サウンドトラックとオリジナルドラマCDもついていて、音楽を聞くたびにゲームの情景がよみがえります。全41曲もあるなんて贅沢すぎ！ストーリーCDも、キャラクターたちの声を楽しめるので、さらにファンタジーの世界に浸れるのが良いですね。

価格面で見ると、通常版に比べてちょっとお高めですが、限定版の特典を考えると、価値は十分にあると思います。ゲームに興味がある方には、絶対におすすめしたい素晴らしいパッケージです！

このゲーム、明治時代が舞台ってところには惹かれるけど、実際に遊んでみるとちょっと期待外れだったかな。ストーリーは確かに興味深い設定なんだけど、展開がいまいちで、全体的にモヤモヤした感じが残っちゃった。キャラクターの描写や立ち絵は美しいし、季節感を表現しているのも素敵なポイントではあるけれど、マップが分かりづらく感じたのがストレス。イベントスキップ機能は助かるんだけど、ストーリーが長すぎて途中で飽きてしまうところもあったな。

サウンド面ではオープニングの曲がかっこよくて印象的だったけど、肝心のストーリーが薄いせいで感情移入しづらかった。主人公以外のキャラはフルボイスなのに、主人公はデフォルト名呼ばれるし、なんか物足りない感じ。ゲームバランスは悪くないけど、エンディングがほぼグッドエンドなのは少し拍子抜けだったかな。一人だけちょっと悲しげな終わり方をするキャラはいたけど、全体的にあっさりしている印象。

コンセプトやビジュアルは本当に魅力的なのに、ストーリーや展開がもう少ししっかりしてれば、もっと楽しめたと思う。結局、爽快感を期待していたのに、最後までスッキリしないままだったのが残念すぎる。恋愛要素も唐突で、長いストーリーの割には納得できない展開が多くて、ちょっと悲しい気持ちになっちゃった。魅力的な設定だけに、もっと頑張ってほしいなぁ。