ゲーム機 | ニンテンドースイッチ |
---|---|
発売日 | 2020年7月30日 |
メーカー | エンターグラム |
ジャンル | アドベンチャー |
恋愛と成長が交錯する新たな学園生活がここに。海外から帰国した「篠崎遼太郎」は、新しい学園で始まるドキドキのストーリーに飛び込みます。この物語では、プレイヤーが選ぶ選択肢によって、個性的なヒロインたちとの恋愛が展開されます。あなたの行動が結果を変えることも! 登校時間を「早い」「普通」「遅い」「さぼる」の中から選ぶことで、イベントやキャラクターとの関係がダイナミックに変化します。友達と過ごすも良し、恋愛を深めるも良し、あなた自身の学園生活を描いていく自由度の高いシステムが魅力です。また、キャラクターとの会話や選択肢の選び方が新たなエンディングに導くため、一度のプレイでは終わらないやり込み要素も盛りだくさん。心を揺さぶるストーリー、美しいグラフィック、そして多種多様なヒロインたちとの関係構築が、あなたを待っています。学園恋愛ADVの真髄を楽しめるこの作品で、最高の青春を体験してください。あなたの選択が、未来を変える!
このゲーム、「Eスクールライフ」は、普通の恋愛アドベンチャーの枠を超えた独特な世界観とキャラクター設計が光っていて、やっぱり侮れない。主人公の篠崎遼太郎は、典型的な帰国子女で幼馴染とルームシェアしながら新しい学園生活を送るわけだけど、設定自体は決して目新しいものではない。しかし、具体的に言うと、1年生から3年生、さらには担任の先生まで、攻略対象が7人もいるのは驚きだ。これだけの選択肢があれば、自分好みのキャラが見つかるのは間違いない。
操作性はシンプルで、方向ボタンで選択肢を動かし、Aボタンでメッセージを進める。最初は簡単そうに思えるが、行動選択によって得られるエンディングが変わってくるから、しっかり考えてプレイする必要がある。特に、登校時間の選択肢で出会うキャラが変わるのは、おもしろいようでいて実は悩ましい。
ただ、一度プレイして流れを覚えてしまうと、スキップを使った方が非常に快適に攻略できるのも事実。ただし、それに伴い新しいイベントを見逃すことになるのがもったいなく感じた。何より、昔のパソコンゲーム由来ということもあり、セリフのデリバリーや音響で生々しさが目立つのが気になるポイント。
全体的には、恋愛ゲームとしての要素を楽しみたいだけなら、特に問題はないだろう。豊富な選択肢とキャラクターの絡みは、確実に楽しめる要素を提供してくれると思う。恋愛のストーリーを楽しみたいなら、今のところは安定した楽しさだ。ただ、もう少し新しい要素や工夫が欲しいところ。
体験版をプレイしてみて、なかなか良さそうだったので購入しましたが、少し残念な部分も目立ちました。まず操作性は特に問題なくストレスなくプレイできます。グラフィックについてはまずまず綺麗な方だとは思いますが、これといったインパクトは感じませんでした。それに音楽も特に印象に残るものはなく、可もなく不可もなくといった感じです。熱中度や継続性については、個人的にはかなり厳しい印象を受けました。ゲームバランスは普通に進めていれば特に難しくもなくクリア可能ですが、今時珍しいマップでキャラを選択するシステムは少し新鮮味がありましたね。ただ、全体としては悪くはないのですが、どこか物足りなさを感じるゲームでした。期待していた分少し残念な結果になったのは否めません。もっと魅力的な要素が欲しかったです。