ゲーム機 | プレイステーション2 |
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発売日 | 2002年7月11日 |
メーカー | ソニー |
ジャンル | アドベンチャー |
田舎の大自然と心温まる夏休みの思い出を、今度は海で体験できるアドベンチャーゲームが登場。昭和50年8月、小さな港町「富海」の豊かな自然があなたを迎え入れます。都会からやってきた小学3年生の主人公「ボク」は、1ヶ月間の自由な夏休みをこの町で過ごします。昆虫採集や釣り、自転車での冒険など、自然とのふれあいが満載のゲームプレイが魅力です。
本作では、前作にはなかった海遊びの要素も追加され、広大な海を探索したり、サイダーの王冠を集めるという新しい楽しみが待っています。さらに、アイスやガムといった駄菓子を買えるシステムもあり、懐かしい味や思い出を楽しむことができます。セピア色のノスタルジーあふれる雰囲気は、大人たちにとってかけがえのない思い出を呼び起こすことでしょう。
自然に囲まれ、心ゆくまで遊び尽くすこの体験は、ただのゲームを超えた、まるで夏休みそのものを再現する夢のような作品です。懐かしい夏休みをもう一度味わいたい方には、ぜひ挑戦していただきたい一作です。
このソフトは、意見がどうしても分かれてしまうでしょう。30歳以上くらいかなあ、それで、田舎暮らしをしたことのある人、または田舎暮らしというものが想像できる人が「楽しい」と思える最低の条件なのかもしれません。そうでない人の多くは、「なに、これ」と感じてしまうのは無理がありません。ただ、自分にとっては、細部のこだわりに共感を覚えたり、「ああ、こんなだった、そうそう」と思える場面が多いだけに、毎年夏が来たらやりたいゲームです。雰囲気を楽しむゲームだと思います。
今度のぼくなつは、PS2のソフトになったのでグラフィックがとてもキレイです!しかも前作ではなかった要素も入り、登場人物も増えたのでかなりやり込めると思います。特に感動したのが、海で泳げるようになったという事です。海の中がとてもキレイで、魚と一緒に泳いでるとつい時間を忘れてしまいます。
また、最初はわくわくして聞いていた波の音や蝉の鳴き声が、終盤になってくるとちょっと切なく聞こえるのも、このゲームならではのことではないでしょうか。ときどき流れる音楽も素晴らしく、聞くたびに涙が出てきます。主題歌は「少年時代」なのですが、これほどピッタリな歌もなかなかないなあと思いました。
ちょっとだけ残念だったことは、イベントがたくさんあって少し時間に追われがちだったことでしょうか。でも、現役高校生の私でも懐かしい雰囲気を楽しめたし、ゲーム全体の雰囲気がほのぼの、のんびりしているので、一回クリアした後でもふと思い立った時にやりたくなる。そんなゲームです。
昨日蝉がおそらく今年初めて鳴いているのを耳にしました。
昔はうるさいなぁとしか思わなかったのですが、耳に心地良い感じがしました。何故だか僕の夏休みをしたくなりました。
時代設定は今から30年程前、実際その時代を体験していないのですが、懐かしさとか自分の想い出の一部と重なったのか何故だかオープニングでほろほろと涙していました。
今回は、時間をゆっくり・ふつう・短いと選べるので本当にあっという間の夏休みやゆっくりとした充実した時間の流れる夏休みを体験できます。
海ですもぐりするのも良し。魚を釣りまくるのも良し。従来通りの昆虫採集や虫相撲、探検などやれる事が沢山ありますし、登場人物一人一人のサブストーリーもしっかりありますので、その時代を知らなくても日本人なら何処か懐かしいと感じるであろう夏の思い出を作ってみては如何でしょうか。きっと夏休みが終る頃には、何か心に感じるものがあると思います。
古き良き日本の夏を体験してみてください。
とてもよかったです!!
今回の作品では[のんびり。ふつう。あっというま]の3つの時間設定ができるようようになりました。
自分に合った設定ができるようになり良いです。
移動操作は十字キーしかつかえません、でも最初から自転車が使えるので便利でした。
2回目からさらに面白くなるのでやってみて下さい。
オープニングのシーンが始まってから思い出したのだが、このゲーム以前にやった事があった
あーあ、無駄なお金使っちゃたなあ、と思ったが折角だし始めてみる
結果は大満足!!
ゆっくりと流れていく時間の中で、海に潜ったりクワガタを捕まえたり、自分の行きたい所に行き、好きな事をすれば良い
ゲームの中とは言え、この自由な感じがこのゲームの醍醐味
小さい時、海や山で遊んだ事のある人にお勧めしたいこのゲーム
流石に40インチのテレビで遊ぶと所々映像の荒さを感じるが、我慢できないレベルではないし、それ以上にゲーム自体の面白さが突出している1本だ
今現代の子は長期の休みに入ると塾に通う子や、その他に習い事で忙しい子が多いでしょう。
昔はそういった子は少なく夏休みの40日間を毎日遊んで過ごす事は普通でした。
当たり前ですがネットも無い、人によってはゲーム機も無い、虫取り網もって出かけて友達と過ごしたり、1人で冒険したり。
そんな古き良き夏が過ごせる素敵なゲームです。
今作においてのボクくんは、そんな便利なものが無かった時代の子なのですが、この舞台の海町、素敵すぎます。
家を出れば海があり山があり、優しい住人達にはそれぞれドラマがあり、色んな経験やストーリーを見ることができます。
それを見ていくためには時間が少なく、時間経過設定をゆっくりにしても足りないくらいです。
そうして、夏休みは日々流れるように過ぎていき、終わりが目前に迫ってきます。
終わりを意識してしまえば、日増しに寂しさが募ります。
気付けば自分はプレイを辞めてしまいました。
終わりを迎えたく無い。
購入から10年近く経ちますが、自分の夏休みはあの日から止まったままです。
今も部屋の片隅にあります。
いつかはまた戻ってきちんと夏休み最終日を迎えたいと思います。
私がこのゲームを初めてプレイしたのは小学2年生の時です、なのでその頃はぼくくんの方が年上でした。現在20歳で再びプレイ中ですが、昔と違った気持ちでプレイできます。当時から面白くて31日間じゃ物足りないと感じるぐらい面白かったし、あっという間ですが、イベントが沢山あるので1周目で達成できなかった事、見れなかったをイベント2週目でも楽しめます。
簡単に説明すると、昭和の小学生の夏休みを体験できるゲームですが。
何気ない日常に深いストーリーがあります。
ドラマのちょっとしたシーンで泣いてしまう感受性の豊かな人にオススメです。
田舎とレトロが好きな私にはずっと大切な思い出にしていきたいゲームです。
大人は初心に帰り、子供はノスタルジーというものを実感して理解するある意味理想のゲームかもしれない。
小学三年生の主人公『僕』つまりあなたは一人で富海に行き一ヶ月の夏休みを過ごすことになります。そこで出会う人達と交流をし、体験をし、成長していくお話。
音楽がまたいいですねー。夜に近所の家から流れてくるジムノペディーにはほんと脱帽ですよ。あの静かなメロディ〜はもっとも夏の夜らしくこのゲームに相応しい。
基本的に使われている曲は少ないんですが、その分セミの鳴き声や風鈴、波音などの効果音がより雰囲気をだし、のんびりとした空間を創り出しています。
聴いてて心が洗われるのは確か。
システムも僕夏らしいものを揃えてますね。前作同様昆虫採集をはじめ、よりパワーアップした虫相撲、お小遣いを貯めて駄菓子を買ったり、PS2を生かして海で立体水中遊泳なんかもできます。
また設定画面で時間の流れる速度を変更できるのも良かった。
早くエンディングを見たい人は『早い』にすればあっという間。逆にのんびりしたい人は『遅い』にすれば、じっくりとゲームを堪能出来ます。
これは前作には無かったからいいアイディアだと思いますね。
登場人物も多いですね。前作は少なくて寂しかったんですが今回は寂しくないです(笑)
あとはやっぱ映像かなぁ。私はあんまゲームに映像は重視してないんですが、それでも見入ってしまうような美しさがありましたね。いやーほんと癒されました。
面白いのではなく楽しめるを重視した作品です。そういうのが好きな人にお勧めしたい。
「夏休みって、前半より後半のほうが絶対早く感じると思わない?」
たしか靖子お姉ちゃんがこんなことを言っていました。きっと子供のころ誰もが思っていたこと。
前半は、魚釣っても雑魚しか釣れず、虫相撲しても勝てない。話しかけても同じ会話ばっか。時間持て余してひたすら海潜ったり、意味もなく海見てたり、夕日見てホームシックにかかってる気分になったりしてました。
半ばあたりからやることも行きたい場所も増え、大物が釣れておばちゃんが料理してくれたり、夢中になりすぎて、もう少しってところでおじちゃんが「めしだぜ」って迎えに来たり、部屋の中までたどり着いたのにおばちゃんに「おやすみしなさい」って言われてラジオ体操に出れなかったり。何してもいいし、何もしなくてもいいというけど、やっぱりイベントはすべて参加したい。ゲームなのに時計とにらめっこしながらやってました。
後半は本当にせつない。仲良くなった人との悲しい別れ。でも次の日にはボクくんはいつもと同じ1日を過ごしてる。でも悲しいことの後には嬉しいことが待ってる。そして夏休みの終わり…。
ちょっと意地悪なところがあるボクくん。そんなボクくんに振り回されながら変わっていく大人たち。この夏休みでボクくんも成長します。「せいぜいひと夏分のね」(by女子大生)。初日の不安そうな写真と、最終日の写真のボクくんの表情が全然違うのが、充実した夏休みだったと物語っていると思います。1のEDでは泣いてしまったのですが、2のEDは泣けませんでした。ボクくんが笑顔だったから。
知らない時代なのに懐かしく感じるのは、同じような体験をしたからかもしれません。覚えはなくてもきっと懐かしい気持ちになれると思います。
こんなに心うたれるゲームがあるなんて驚きです。最終日は目頭が熱くなってしまいました。エンディングも映画を観てたかの様な終わり方…なんて素晴らしいゲームなんだろう。
他レビューに都会育ちには良さが解らない、人が多すぎとかマップが広すぎ等ありましたがその日どこに行けば良いのかはいつも教えてくれる人物が居て無駄足が省けるし、近道を覚えるとスムーズに行けます。
確かに都会育ちの人には田舎の懐かしさとか解りづらいかも知れませんがこのゲームは「田舎」だけではありません。
子供の純粋さ、子を思う親の気持ち、愛する者への想い、思春期の頃の照れくささ…後このゲームはどこの場所でも自然の音が流れています。海・川・虫・風…音だけでも凄く癒されます。クリアだけのただ淡々とした作業だけをこなすのでは無く、是非全体の1つ1つの細かさを感じて欲しいと思います。
本当にオススメな作品です!!